住宅の購入や子供の進学、退職して老後を迎えるなど、人生には様々なライフイベントがあります。
これらのライフイベントはある程度まとまったお金がかかりますが、会社から貰える給料は限界があるので何とかして資産を増やす必要があります。
どうすれば資産を増やせるのでしょうか？
そこで今回は、資産を増やす方法について分かりやすく解説します。資産を増やす方法は大きく分けて3つ
資産とは、自分の意思で自由に使えるお金です。
収入は全て自由に使えるわけではなく、支出を引いて残った分を自由に使うことが可能です。
そのため、「収入を増やす」「支出を減らす」ということに取り組めば、資産を増やすことにつながります。
資産がある程度貯まっている場合には、資産を運用することによって増やすという方法もあります。
このように資産を増やす方法はいくつかあるため、自分に合った資産を増やす方法を見つけることが重要と言えるでしょう。
収入を増やす
収入が増えれば、確実に資産を増やすことが可能です。
しかし、会社から貰う給料は年功序列制となっているところが多いため、そう簡単に増やせるものではありません。
では、どうすれば収入を増やせるのでしょうか？
収入を増やすための方法は以下の3つです。
- 転職する
- アルバイトを始める
- クラウドソーシングを始める
それぞれの方法について見ていきましょう。
転職する
1つ目は転職するという方法です。
今の会社と同条件の勤務内容で、他の会社の方が多くの給料を貰える場合には、転職した方が効率良く資産を増やすことが可能です。しかし、転職を繰り返していると、「離職しやすい人」という印象を与えることになるため、頻繁には利用できません。
また、年齢によっては転職が困難な場合もあるので他の方法と比較しながら自分に合った方法を選びましょう。
アルバイトを始める
2つ目はアルバイトを始めるという方法です。
出社前または帰社後、仕事が休みの日などに少しでもアルバイトをすれば、収入を増やすことが可能です。しかし、アルバイトは報酬を時間換算した際に効率が悪い可能性が高いと言えます。
また、会社の勤務時間とは別に働くため、身体的負担・精神的負担が大きくなってしまいます。
アルバイトを始める際は、無理をしないように注意しましょう。
クラウドソーシングを始める
3つ目はクラウドソーシングを始めるという方法です。
クラウドソーシングとは、ネットで会社から仕事の依頼を受けて自宅で仕事に取り組む方法です。アルバイトの場合には勤務先に移動する時間が無駄になりますが、自宅で勤務できるので時間効率が良いと言えます。
また、クラウドソーシングは案件によってはアルバイトより報酬が良い案件が多いため、効率良く資産を増やせるでしょう。
支出を減らす
資産を増やすには、収入を増やすという方法以外にも支出を減らすという方法もあります。
では、どうすれば支出を減らせるのでしょうか？
支出を減らす方法は以下の2つです。
- 無駄な支出がないか見直す
- 必要以上のお金を持たない
それぞれの方法について見ていきましょう。
無駄な支出がないか見直す
1つ目は無駄な支出がないか見直すという方法です。
例えば、電気代・ガス代・通信費などです。
電気代やガス代などは、電力・ガスの自由化によって第三の会社が電気事業やガス事業に参入しているため、会社間で料金差が生じています。
通信事業も同様です。
特に契約する会社にこだわりがないのであれば、契約している会社を見直すだけでも年間数千円～数万円の支出を減らすことにつなげられるでしょう。必要以上のお金を持たない
2つ目は必要以上のお金を持たないという方法です。
財布の中に、必要以上のお金を入れて持ち歩いていると浪費する可能性が高くなるので注意が必要です。
また、クレジットカードを所有しているとお金を持ち歩いていない場合でも買い物できてしまうので、浪費しやすくなってしまいます。
支出を少しでも減らすためにも最低限のお金を財布の中に入れるようにする、クレジットカードを所有しないようにするなど工夫することが重要と言えるでしょう。資産運用する
収入を増やすという方法は働ける時間が限られており、増やせる資産にも限界があります。
また、支出を減らすという方法も限界あるため、資産が貯まってからは資産を運用すれば効率良く資産を増やすことが可能です。
資産運用の方法は以下の5つです。
- 銀行預金
- 株式投資
- FX
- 不動産投資
- 投資信託
それぞれの方法について見ていきましょう。
銀行預金
1つ目の方法は銀行預金です。
銀行預金は、銀行に資産を預けておくだけで効率良く資産を増やすことが可能です。
また、ペイオフによって1金融機関あたり1,000万円までの元本と利息が保証されます。
そのため、銀行が破綻した場合でもその範囲内の資産であれば保証されるので安心です。
銀行預金で得られる利息は利回りが低いという特徴がありますが、確実に少しでも資産を増やしたい場合に適している方法と言えるでしょう。株式投資
2つ目の方法は株式投資です。
株式投資は価格変動が大きいことからある程度の利益が期待できるほか、売却益以外にも配当や株主優待などの利益も期待できます。しかし、取引時間が平日9～15時までに限られてるため、日中働いているサラリーマンにとっては取引しやすい環境が整っているとは言えません。
チャートの動きを見ながらリアルタイムでの取引ではなく指値をして放置しておくという取引方法が主体になるので覚えておきましょう。
FX
3つ目の方法はFXです。
FXでは、株式投資と同様に、ある程度の利益が期待できるほか、スワップポイントという配当のような利息も期待できます。また、株式投資とは異なり、土日を除いて24時間取引できるので日中働いているサラリーマンでも取引しやすい環境が整っています。
しかし、株式投資よりも複雑な知識を必要とする部分もあるため、しっかりと知識を身に着けてから始めるようにしましょう。
不動産投資
4つ目の方法は不動産投資です。
不動産投資では、投資用不動産を購入して運用することで継続的に安定した家賃収入を得ます。条件を満たしていれば、金融機関の融資を受けながら不動産投資を始められるため、運用できる資産が少ない人でも手軽に始められます。
しかし、不動産投資であれば、どんな物件でも継続的に安定した家賃収入が得られるわけではありません。
立地条件や築年数などで需要が大きく異なるため、物件選びをしっかり行うことを忘れないようにしましょう。
投資信託
5つ目の方法は投資信託です。
投資信託は、資産運用のプロが投資家に代わって資産を運用してくれます。
自分で資産運用する必要はないため、資産運用の知識や経験が少ない人、資産運用に回せる時間を確保できない人でも安心して始められます。しかし、いくら資産運用のプロが運用してくれると言っても必ず利益が出ると保証されているわけではありません。
最悪の場合には資産を失ってしまう可能性もあることを覚えておきましょう。
まとめ
資産を増やす方法と聞くと、資産運用が思い浮かぶ人が多いと思います。
しかし、資産を増やす方法は資産運用だけでなく、収入を増やす・支出を減らすという方法もあります。
収入を増やすという方法は、選んだ方法によっては身体的負担・精神的負担が大きくなる可能性があるので注意が必要です。
また、支出を減らすという方法には限界があるため、やはり資産運用がメインになります。
資産運用は数多くの種類がありますが、それぞれメリットとデメリットがあるため、資産運用を始める際は、それらの違いをしっかりと理解してから始めましょう。
