将来が不安、半年後の旅行のためのお金を貯めたい、1年間で100万円貯めたい・・・
できるだけ早くお金を貯めたい、と思っていませんか?
しかし、お金を貯めたいと思っていても、なかなか思い通りに貯めることができないのが現実です。
今回は、今日から始めることができるお金を貯めるための方法をいくつかご紹介しています。
できるだけ早くお金をためたい!という方は是非一度ご確認ください。
周りの人の貯蓄額はどれくらい?
今現在どれくらいの貯蓄がありますか?周囲の人がどれくらい貯蓄をしているのか、気になりますよね。
中には、貯金は少ないけれど、保有している金融資産は多く、全体の貯蓄額が多い、という人も。
年代ごとの平均貯蓄額をチェックしてみましょう。
自分と同世代の平均を知ることで、これから貯蓄を開始する時の目安にもなります。
(1)20代
社会人になったばかりの20代。
もちろん既婚者の方もいらっしゃいますが、半数程が単身です。
20代前半の平均年収は約240万円、20代後半の平均年収は約340万円で、平均貯蓄額は128万円です。20代ということもあり、平均貯蓄額は128万円でしたが、貯蓄額の中央値は5万円にとどまりました。
貯金以外の様々な投資などによる金融資産保有率が低いことも原因でしょう。
「平均値」・・・複数のデータを足して、データの数で割って算出した数値
「中央値」・・・複数のデータを降順または昇順に並べて、ちょうど真ん中にくる数値
(2)30代
働き盛りの30代。
結婚して家庭を持つ方が増える世代です。
30代前半の平均年収は約380万円で、30代後半の平均年収は約430万円です。20代と比較すると全体を通して100万円ほど年収が増加している傾向がみられます。
平均貯蓄額は317万円で、貯蓄額の中央値は40万円です。将来を見据えて、計画的に貯蓄を始める人が増える年代ですね。
(3)40代
お子様の学費やマイホームの購入など、40代は働き盛りで年収も増加しますが、出費も多い年代です。
40代前半の平均年収は約460万円で、40代後半の平均年収は約490万円です。 平均貯蓄額は657万円、貯蓄額の中央値は25万円です。40代では、貯蓄額の平均と中央値の差が結構開いていますね。
全体を通して年収は増加していますが、その分の出費も多く貯蓄が出来る人とできない人の差が大きくでている、ということが見受けられます。
(4)50代
50代前半の平均年収は約490万円、50代後半の平均年収は約480万円です。早期退職などをする人もいるため、50代後半は50代前半に比べて年収が減少している傾向にあります。
平均貯蓄額は1043万円で貯蓄額の中央値は100万円です。貯金だけでなく、計画的な資産運用をして貯蓄額を増やしている人が多いと言えます。
いかがでしたか?
20代~50代までの貯蓄額の平均や中央値を知って、ご自身の貯蓄額と比較してみましょう。
また、平均値や中央値を参考にすると、貯蓄額の目標を設定しやすくなります。
お金が貯まらない人の特徴を知っておく!
「お金が貯まらない人の特徴」に当てはまっている場合、どんなにお金を貯めようとしても
なかなか貯めることができません。
お金が貯まらない人の特徴をチェックしていきましょう。
(1)予算を立てて生活しない
日々の生活の中で、買い物をする時などに「だいたいこれくらいのお金を使おう」と決めていますか?
スーパーでの買い物でも、洋服を買いに行くときでも、使う予算をきめていない人は、結果としてお金を使いすぎてしまうでしょう。
(2)自分に甘い!?
今日は仕事を頑張ったから・・・
ボーナスがはいったから・・・
様々な理由をつけて自分で自分にご褒美を買ってしまっていませんか?
もちろん、たまに自分にご褒美を上げることは、仕事や私生活のモチベーションを上げるために大切なことです。
しかし、その頻度が高かったり、高額なものを「ご褒美だから」と言って購入してしまったり、お金は貯まりにくくなってしまいます。
(3)自分の収支を知らずに生活している
自分の収支を把握していますか?
どれくらいの収入があり、どれくらいを貯蓄して、どれくらいを生活費として使用して・・・というように毎月の収支を把握してない人は、自分が何にどれくらいお金を使っているのかわからなくなってしまい、結果として毎月貯蓄ができない、ということになります。
(4)収入は多いけど全部使ってしまう
収入が多いからと言って貯蓄ができるわけではありません。収入が多い、ということでお金持ちになった気持ちになり、貯金をせずに使いすぎてしまう人も。
収入が多くても、計画的にお金を使うことができなければ、貯蓄はできません。
これらの「お金を貯めることができない人の特徴」に当てはまっている場合は、注意が必要です。
お金を貯める目標を決める!
これまでにご紹介した年代別貯蓄額の平均などを参考にして、貯金の目標を設定しましょう。
(1)短期?長期?
どれくらいの期間でお金を貯めようと思っていますか?
長期的にお金を貯める場合と、短期的にお金を貯めたい場合には、活用できる方法が異なります。それぞれの期間に合わせた活用しやすい方法でお金を貯めましょう。
(2)貯蓄の目的
どれくらいお金を貯めたいかの目標を設定するときには、何のためのお金を貯めるのか、など貯蓄の目的を明確にしておきましょう。
貯めたお金の用途や貯蓄の目的がはっきりしていた方が、お金を貯めるモチベーションを保つことができます。(3)住宅・子育て・老後などのタイミングで区切る
貯蓄の目標を設定する場合
- 子供が大学に入学するまでに、学費のための〇〇万円
- 住宅購入のための頭金〇〇万円
- 定年退職までに、老後資金を〇〇万円
などのように、人生の節目に必要になると予想されるお金をどれくらいか予想して目標に設定する方法もあります。
お金を貯めるための方法は3つ!
では、次に実際にお金を貯めるための方法をご紹介します。
お金を貯めるための方法には様々なものがありますが、多くの方法が大きく分けて「節約」「収入を増やす」「貯金」のいずれかに分類することが可能です。
(1)節約
お金を増やすための方法としてもっとも始めやすい方法です。
今日からでも始めることができますよね。
節約を開始する場合は、まず家計簿を付けることを習慣にしましょう。ノートに記入する方法でも、アプリで管理する方法でも構いません。
1ヶ月間、まず家計簿をつけてみて、自分の収支を把握し見直しを行います。
削ることができる出費はできるだけ削り、貯蓄に回しましょう。
節約をするための家計簿を付けるコツは
- 毎月の支出を固定費と変動費に分ける
- 毎月の家計をきちんと見直す
- 収支と支出を正しく把握する
です。
(2)収入を増やす
収入を増やすことができ、増加した分の収入を貯金することができれば、貯蓄額を増やすことができます。
しかし、会社で出世して昇給を目指す、という方法は少し時間が掛かってしまうため、早く貯蓄を増やすことはできませんよね。
収入を増やすことでなるべく早くお金を貯めるためには、副業を開始して本業の給与以外の副収入を得る、という方法がオススメです。
副業には、大きく分けて3つのジャンルがあります。
①投資
不動産投資や株式投資などの様々な投資をして、副収入を得ることで全体の収入を増やす方法です。
しかし、投資によって副収入を得るまでには時間がかかってしまうので、すぐにお金を貯めたい!という人には向いていないかもしれません。
②アルバイト
副業としてのアルバイトは一番確実に収入を増やすことができます。
アルバイトの場合、時給や日給が初めから決まっていることが多く、自分が働くことで確実に収入を得ることができますよね。
来週までにお金が欲しい!半年後の旅行のためのお金が欲しい!というときであっても、計画的にシフトを入れることでしっかり副収入を得ることができます。
③ネット系のビジネス
インターネットを利用した副業で副収入を得る方法です。
ネット物販やオークション、クラウドソーシングなどを利用する方法で、自宅にいる時間で比較的手軽に利用することができます。
しかし、簡単なものから難しいものもあり、稼ぐことができる金額もまちまちで、「いつまでにどれくらいの金額を貯めたい」という方にはあまりオススメできません。
早くお金を貯めたい人には、アルバイトをしてお金を稼ぐ方法が一番良いでしょう。
同時に投資なども一緒に開始しておくことで、将来的に安定した副収入を得ることも可能になるので、自分に合う投資方法を探してみることもオススメします。(3)貯金
貯金をしてお金を貯めましょう。
なるべく早くお金を貯めるためには、生活費を入れる銀行口座と貯金用の銀行口座を別で準備してください。
「今月はこれくらい貯金しよう」と決めた金額をまず貯金用の口座に移し、使わないようにします。
そして、生活費の中で毎月余った金額も貯金するようにしましょう。
上手に貯金するためには、給料日や月の始めに貯金する金額をきちんと分けておくことが大切です。
まとめ
今回は、できるだけ早くお金を貯める方法をご紹介しました。
まずは家計簿をつけて、自分の収支を見直してみましょう。
副業OKの職場に勤務している方は、アルバイトをして確実に副収入を確保し、副収入分を貯金する方法が一番早くお金を貯めることができます。
しかし、将来的なお金のことを考えると、投資などの方法で将来的な資産にもなるような貯蓄の増やし方も一緒に開始しておくことをオススメします。
ご自身に合った方法で、計画的な貯蓄を開始しましょう。