貯金額はどれくらいですか?
毎月計画的に貯金をしようと思っても、なかなか思い通りにいかないのが現実。
周りはどれくらいの貯金をしているのでしょうか?
今回は、サラリーマンの方におすすめの貯金方法をご紹介しています。
平均貯蓄額はどれくらい?貯金の目標を設定しよう
まずは年代別の平均貯蓄額を見ていきましょう。
20代の貯蓄額は約150万円、30代では約400万円、40代は約650万円、50代は約1,000万円、60代は約1300万円というデータがあります。
あくまで平均の貯蓄額ですが、ご自身の貯蓄額と比較していかがでしたか?
もっと頑張って貯金しなきゃ・・・と焦ってしまった方もいるでしょう。
サラリーマンの方の多くは、毎月給与として収入を得ることになります。
計画的な貯金を開始するためには、まずはどれくらいの金額を貯めたいのか、目標を設定しておくことが大切です。
たとえば、5年間で400万円、などのように具体的な目標を設定することがポイントです。
また、現実的で頑張ったら達成できそう!という金額を目標にしましょう。
あまりにも目標金額が高いと、現実的ではなく貯金をあきらめてしまうことが多くなってしまいます。
貯金を成功させるために・・・5つのポイント抑える
目標金額の設定
前述に通り、計画的な貯金を成功させるために、まずは目標金額を設定することが大切です。
無理のない現実的な金額を目標に設定しましょう。
固定費を見直そう
家賃や保険料、携帯代など毎月の固定費を見直しましょう。
比較的大きい金額のものから見直すことがポイントです。不要な付帯サービスを知らないうちに多く利用してしまっているケースがあるので、固定費の見直しを行うことで毎月の出費を大幅に削減することができるかもしれません。
貯金は最初にしておく!
サラリーマンの方のほとんどは毎月会社からの給与を受け取ることになります。
1か月の終わりに、余った金額を貯金しようと思っていても、結局貯金できる金額分のお金が残っていないということもあるでしょう。
計画的に貯金をするためには、給与が振り込まれたら最初に貯金専用の口座に貯金したい金額を移しておくことをオススメします。
また、給与天引きによる定期預金を契約することで、自動で毎月の給与から貯金をすることができるでしょう。
定期預金や財形貯蓄を利用して給与天引きで貯金をする場合は、天引き後の給与で生活ができる程度の金額に設定しておくことが大切です。
天引きの額を大きく設定してしまうと、結果として生活費が足りなくなってしまい定期預金を解約する必要に迫られるかもしれません。
できるだけ支出を減らす
毎月の大きな固定費を見直し、給与天引きなどによって自動で貯金をすることで、計画的な貯金を開始することができます。
しかし、毎日何気なく使用しているお金の中に、節約できる部分があるでしょう。
家計簿をつけるなどして、無駄な出費がないか確認してみてください。
毎日買ってしまうコーヒーや、飲み会代、などで無駄遣いをしてしまっていませんか?
まずは1か月家計簿をつけて、ご自身の無駄を把握しておくことが大切です。
できるだけ支出を減らすことができれば、毎月貯金できる金額を増やすことも可能になります。
今日からできる!サラリーマンの節約方法
毎月計画的な貯金をするために、日頃から節約を心がけておくことはとても大切なことですよね。
しかしサラリーマンに出費は付き物。
飲み会やゴルフ、後輩とのランチ、全部を断ることはできません。
目標金額の貯金を成功させるために、無理なくできる節約方法を知っておきましょう。
まずはお小遣いの金額を決める!
自分のために使える毎月のお小遣いの金額を設定しておきましょう。
目安として、給与の10%程度に設定しておくことをオススメします。
自炊で食費を節約!
できるだけ自炊を心がけましょう。
ランチもお弁当を持参することで毎日の食費を大幅に削減することができます。
お弁当を作るのは少しハードルが高い・・・という方はご飯だけを持参して、おかずをコンビニで購入する、という方法もあります。
お弁当を購入する必要はなく、おかずだけを購入すればよいので、節約することができます。
飲み会は回数を決めて!
週に何回も居酒屋に飲みに行っていませんか?
サラリーマンであれば急な誘いもありますよね。
毎回断ることはなかなかできません。
極力、自発的に飲みに行かないようにして、どうしても断れないときだけ飲み会に参加するようにしましょう。
月に2回・3回など、回数を決めておくとよいでしょう。
お金のかかる趣味をやめる!
休日は趣味のために時間を使っている、という方も多いでしょう。
趣味のための出費が多く、結果として貯金ができない、というサイクルになっていませんか?できるだけお金がかからない趣味を選ぶようにしましょう。
その車、必要?
普段車をあまり利用しない方で、車を所有している場合、所有しているだけで損をしている可能性があります。
保険代や駐車場代、管理費用など、年間約50万円必要になるといわれています。
車を使用しなくても良い地域に住んでいる場合、車を手放す選択肢もあります。
カーシェアリングを利用することで、車に乗りたいときに乗ることも十分に可能です。
収入を増やす、という選択肢
サラリーマンの方の貯金術として、給与天引きの貯蓄をすること、節約をすること、などがありますが、収入を増やすことで貯金額の目標達成により近づくことができます。
配偶者がいる場合は共働きで!
結婚して配偶者がいる場合、共働きをすることで世帯収入を増やすことができます。
共働きの家庭の場合、家計をそれぞれで管理していることがあります。
しかし、個々で家計を管理していても、1つの世帯として計画的な貯金をすることは難しいでしょう。
まずは、相手の収入がどれくらいなのか、2人でどれくらいの貯金をしたいのか、毎月どれくらい貯金するべきか、などを話し合っておくことが大切です。
また、どちらか一方が管理するようにしておきましょう。
副業をはじめよう!
土日や平日仕事が終わった後、空いた時間がある場合は副業を始めてみませんか?
もちろん、勤務している会社の就業規則で副業が禁止されていないことが前提です。
副業として時給で給与を受け取ることができるアルバイトを開始することで、働いた時間×時給で収入を計算することができ、計画的に収入を増やすことが可能です。
副業としてアルバイトを開始する場合は、本業に支障がでないように注意しましょう。
資産運用でお金を増やそう!
株式投資やFX取引、不動産投資などを上手に活用して資産を増やす方法です。
しかし、投資にはリスクが付きものです。
いくらかの貯金ができた場合に、小さな資金から開始できる投資を開始してみましょう。
無理なく楽しく貯金する!
毎月節約して、副業をして、貯金のために無理をして生活をしていませんか?
無理をして貯金を開始しても、長期間継続することは難しいでしょう。
毎日生活を切り詰める必要はありません。
たまには息抜きをしながら、無理のない貯金の計画を立てるようにしましょう。
まとめ
今回はサラリーマンの方ができる貯金の方法をご紹介しました。
まずは毎月の収支を確認して、無駄を見つけることから始めてください。貯金を成功させるために、「節約」「収入を増やす」「資産運用」の3つを上手に組み合わせて利用してください。
ご自身に合う方法を見つけて、目標の貯金額を達成しましょう!