「お金を増やしたいけど、ギャンブルなどではなく安全な方法で増やせないか?」
「損をしない方法でお金を増やすことは出来るのだろうか?」
このように思う方は多いでしょう。
特に、子供の為や自分たちの老後のためを考え、今からでも副業や資産運用を行い少しでもお金を増やしたいと考える方は非常に多いです。
ですが、せっかく資産運用など行っても元本割れを起こしては意味がありませんよね。
一体、安全なお金の増やし方はあるのでしょうか?
そこで今回は、元本割れを起こしにくい安全なお金の増やし方を6つご紹介します。
安全にお金を増やすためのポイント2つ
得られるお金を増やす方法として「副業」と「資産運用」の2つが挙げられます。
これらの方法で安全にお金を増やすには、以下の2つのポイントがあります。
リスクが低い
副業は今働いている勤務先以外でも働くだけであるため、ほとんどリスクはありませんが、資産運用の場合は元本割れのリスクを伴います。
そのため、資産運用を行ったせいでお金が減ったということがないように、リスクの低い資産運用を選ぶことがポイントです。
少額でも始められる
資産運用を行う際には資金が必要です。
資金が多くなればなるほど資産運用を行いにくくなるほか、流動性が低いとそれだけ多くの資金を拘束されることになります。
また、万が一投資(融資)している会社が倒産した場合には資金が0になるため、少額で始められる運用方法を選ぶこともポイントです。
安全なお金の増やし方【副業編】2つ
安全なお金の増やし方の1つ目は本業とは別に副業を行うという方法です。
副業であれば、資金が必要にならずリスクもほとんどないため、確実かつ安全にお金を増やせます。
しかし、公務員の場合や勤務している企業次第では副業を禁止しているケースもあるため、事前に確認しておく必要があります。
副業には、アルバイトとクラウドソーシングの2つが挙げられます。
それぞれのお金の増やし方について詳しく見ていきましょう。
アルバイト
副業の1つ目はアルバイトです。
仕事が休みの日や勤務後に、アルバイトすることによって得られるお金を増やしていきます。
アルバイトを行う際の注意点は、確実にお金を増やせるかどうかを視野にいれることが重要です。
例えば、時給制の場合は確実に安定したお金が得られますが、マッサージ店のようにお客さんが来店した時のみしかお金が得られないような職種は、なるべく外した方が無難です。
また、勤務後にアルバイトする場合、残業などで終了時間が日によって大きく異なる職種の場合はシフトを組むのが難しくなります。
クラウドソーシング
副業の2つ目はクラウドソーシングです。
こちらもアルバイトと同じく、仕事が休みの日や勤務後に、クラウドソーシングサイトなどに掲載されている仕事に取り組むことによって得られるお金を増やしていきます。
クラウドソーシングは、基本的には在宅勤務であるため、アルバイトのように勤務先に行く必要がありません。そのため、シフトなどを気にする必要がないので、本業の終わる時間を気にせずに済むというメリットがあります。
また、有資格者の場合には、アルバイトよりも給料が高く設定されていることも多いため、効率良くお金を増やせます。
クラウドソーシングの内容を確認して取り組めるものがある場合は、クラウドソーシングを活用することもおすすめと言えるでしょう。
安全なお金の増やし方【資産運用編】4つ
安全なお金の増やし方の2つ目は資産運用を行うという方法です。
副業では資金が必要になりませんでしたが、資産運用では資金が必要になるという大きな違いがあります。
資産運用には、銀行預金・債券・REIT・投資信託の4つが挙げられます。
それぞれのお金の増やし方について詳しく見ていきましょう。
銀行預金
資産運用の1つ目は銀行預金です。
「銀行預金は金利が低い」という印象を抱いている人も多いと思いのではないでしょうか?
実際に、メガバンクの金利を見ると1%を大幅に下回る0.01%になっています。
しかし、店舗を構えていないネットバンクなどの金利を見ると0.1%とメガバンクの10倍以上の金利を設定しています。
また、ネットバンクの中には株式投資やFXなども手掛けていて、それらを利用している人に対して金利の上乗せを実施しているところもあります。
銀行預金の大きな魅力は、元本保証があるということです。
銀行が破綻した場合でも、預金保険機構によって1,000万円までの預金と利息が保証されます。
ほとんどの資産運用には元本保証がないことを考えると、確実かつ安全にお金を増やすには銀行預金がおすすめと言えるでしょう。
債券
資産運用の2つ目は債券です。
債券は、国が発行している国債と企業が発行している社債の2種類あります。
個人が直接投資できる国債として個人向け国債があります。
個人向け国債には、最低金利が保証されているほか、契約期間内でも1年を経過すると途中解約できるというメリットがあります。
しかし、最低金利が0.05%とネットバンクよりも低いことがデメリットです。
社債には、金利が1%を超える案件もあるなど、高利回りであるというメリットがあります。
しかし、基本的には途中解約できないため、万が一の事態が生じた場合に使う可能性がある資金を運用に回すことができないことがデメリットです。
また、国債には元本保証と明確に記載されていませんが、国債が元本割れするということは国家の破綻を意味するため、実質元本保証があると言えます。
しかし、社債には元本保証がないため、企業が倒産した場合には元本割れするので注意しましょう。
REIT
資産運用の3つ目はREITです。
REITとは、不動産投資を行っている法人に投資することで、家賃収入や不動産の売却益を分配金として得るという運用方法です。
不動産投資は、安定した家賃収入が期待できるといった理由で注目されていますが、不動産投資を行うにはまとまった資金が必要です。
そのため、不動産投資は手軽に始められる運用方法とは言えません。
しかし、REITは不動産投資を行っている法人が発行した株式などを購入して運用するため、1口の価格が数万円~数十万円と自身で不動産投資を行うよりも手軽に始められます。
また、自身で物件を管理する手間も省けるほか、安定した分配金収入が期待できます。
一方で、空室のリスクや自然災害のリスクによって分配金が減少するリスクのほか、法人の破綻によって元本割れを起こすリスクも伴います。
リスクと常に隣り合わせにあることを理解しながら運用を行いましょう。投資信託
資産運用の4つ目は投資信託です。
投資信託は、自身で運用を行うのではなく、資産運用のプロが代わりに運用を行ってくれるため、運用の初心者でも気軽に運用を始められるのが特徴です。
また、最低100円から投資を始められるほか、安定した分配金収入が期待できるため、資産運用にあまりまとまった資金を準備できない人や時間を確保できない人にも適しています。
一方で、投資信託は代わりに運用を行ってもらうため、購入時と売却時の手数料のほかにも報酬を支払う必要があるのでコストが大きくなります。
元本保証もないため、予定していた分配金を得られなかったり元本割れしたりといった可能性もあるので注意しましょう。まとめ
安全にお金を増やすには、「リスクが低い」「少額で始められる」といった2つのポイントを満たしていることが重要です。
それらを踏まえた安全なお金の増やし方には、副業と資産運用の2つがあります。
副業にはアルバイトとクラウドソーシングの2つがありますが、アルバイトはシフトなどの関係で本業との両立が難しくなる場合がある一方、クラウドソーシングは自宅で自分のペースでできるため、忙しいサラリーマンにおすすめです。
資産運用には銀行預金や債券、REIT、投資信託の4つがあります。
銀行預金は、元本保証があるものの金利が低いと言ったように、それぞれの運用方法にはメリットとデメリットがあります。
安全なお金の増やし方を選ぶ際には、それらを総合的に考えた上で選びましょう。