年末年始で忘年会や新年会または葬式や結婚式などの冠婚葬祭が続いた場合には、何かと出費が重なって、一時的にお金がないことがあります。
また、買いたいものがあるものの、それを買うだけのお金がないこともあります。このようにお金がない時はどうやって乗り切ればいいのでしょうか?
そこで今回は、お金がない時はどうするか、乗り切るための方法について解説します。
お金がない時はどうする
「お金がない」という状況に陥ることは決して珍しいことではありません。年末年始などは、忘年会や新年会などが重なり、支出が増えることでお金がないという状況に陥る可能性が高いと言えます。
年代によっては、結婚式や葬式などの冠婚葬祭が重なって、支出が増える可能性もあります。
また、お金が全くないわけではないものの、販売された限定物の商品を購入するにはお金が足りないなど、お金がない状況は人によって様々です。
お金がないと、宴会や冠婚葬祭への参加を断る、欲しいものの購入を諦めるなければなりませんが、どうすることもできないのでしょうか?
お金がない時に乗り切る方法は大きく2つ
お金がないという理由で、宴会や冠婚葬祭への参加を断る、欲しいものの購入を諦めるのはなるべく避けたいところです。
宴会は年末年始に比較的開催される確率が高いと言えます。
そのため、年末年始に向けてお金を少しずつ蓄えれば、宴会や冠婚葬祭が入っても「お金がない」と断らずに済みます。
また、冠婚葬祭の中でも結婚式に関しては1~2ヶ月前には招待状が届くため、それまでにお金を蓄えれば問題なく参加できます。
自分が自由に使えるお金は、収入から支出を引いて残った分です。そのため、「収入を増やす」または「支出を減らす」というどちらかを選択して実践すれば、自由に使えるお金が増えます。
そうすれば、お金がなくてどうすることもできない状況から抜け出せるでしょう。
無駄な支出がないか見直す
「お金がない」「どうすることもできない」と悩んでいる人は、まず無駄な支出がないかを見直すことが重要です。
無駄な支出として多いのが以下の3つの項目です。
- 水道光熱費
- 通信費
- 食費
それぞれの項目について見ていきましょう。
水道光熱費を見直す
生活費の中でも毎月必ずかかる水道光熱費。特に気にせずに使用していると、意外と高額になりやすい項目なので注意が必要です。
以前はガス・電気などは大手が独占状態でしたが、自由化によって他の会社も参入してきているため、安い料金プランが提供されています。
そのため、現在契約中の会社の料金と他の会社の料金を比較してみると、契約を変えた方が毎月の水道光熱費を抑えられる可能性が高くなっています。
抑えられる金額は毎月数百円または数千円程度かもしれませんが、それが1年間続くと万単位のお金の節約につながる可能性も。
水道光熱費を見直すことは労力を伴うものではないため、ネットなどで料金プランを比較してみると良いでしょう。
通信費を見直す
毎月必ずかかるものとして他に通信費が挙げられます。
こちらも水道光熱費と同様、大手の独占状態でしたが、他の会社が通信事業に参入したこともあり、安い料金プランを提供する会社が増えています。
安い料金プランを提供している会社は、電波が悪く使い勝手が良くなかったため、利便性という点ではおすすめできませんでした。
しかし、最近はそのような問題も解消されています。
通信会社を変えることによって困るなどの理由が特にないのであれば、契約を変えた方が毎月の通信費を抑えられるでしょう。食費を見直す
一人暮らしの場合に支出がかかりやすいのが食費です。
一人暮らしの場合には、学校や会社帰りなどに外食で済ませるケースが多くなります。
そうなると、生活費の中で食費の占める割合が多くなって支出が増えてしまうので注意が必要です。
一人暮らしの場合は、自炊した方が電気代などのコストも考えると高くなるという意見もあります。
しかし、それは全てに当てはまっているわけではありません。
中には安く料理を提供する外食チェーンもありますが、ほとんどは人件費などの上乗せによって自炊よりも高くなります。
食費を見直して自炊した方が支出を抑えられるような場合には、頑張って自炊することもお金がない状況から抜け出すために重要と言えるでしょう。収入を増やす
無駄な支出がないか見直すことで支出を抑えられれば、自然と自分が自由に使えるお金を増やすことにつなげられます。
簡単に取り組めるのが魅力ですが、増やせるお金にある程度限界があるため、よりお金がない状況から抜け出すには収入を増やす必要があります。
主な収入を増やす方法は以下の3つです。
- 転職する
- アルバイトを始める
- クラウドソーシングを始める
それぞれの方法について見ていきましょう。
転職する
宴会や冠婚葬祭などの支出が重なることによってお金がないと悩んでいる人の場合には、一時的にお金がないだけでそのような状況にならない限り問題なく生活できている場合が多いと言えます。
一方で、そのような状況になっていないにもかかわらず、もらえるお金が少ない人の場合には一時的なものではないのでどうすることもできないのでしょうか?
もらえるお金が少ないということは雇用条件が悪いということです。
そのため、雇用条件が今よりも良い会社に転職すれば問題を解決することが可能です。
非正規労働の場合は正規労働を目指すようにすれば、お金がないという状況を少しは改善できるでしょう。アルバイトを始める
「雇用条件は十分良いけどお金がない」または「転職したいけど年齢的に厳しい」場合にはどうすることもできないのでしょうか?
そのような時はアルバイトを始めるという方法があります。
全国的に少子化の影響によって働き手が不足しているため、バイトの求人が溢れています。
出社前・退社後もしくは仕事が休みの日に少しだけでもアルバイトに入れれば、お金がない状況から抜け出すことが可能です。ただし、精神的・体力的な負担が大きくなるので本業に支障が出ないように注意しましょう。
クラウドソーシングを始める
アルバイトを考えていても「会社や自宅の近くでバイトを募集していない」ような状況ではどうすることもできないのでしょうか?
そのような時にはクラウドソーシングを始めるという方法があります。
クラウドソーシングとは、ネット上で仕事の依頼を受けて報酬を受け取るものです。自宅で取り組める案件が多いため、時間効率良く取り組むことが可能です。
また、専門的な資格を必要とするような案件の場合には、アルバイトよりも報酬が多くなることが期待できます。
どちらが自分に合っているのか考えてから始めてみましょう。
クレジットカードを活用するのも1つの手段
お金がないという状況で事前に対策を練れるものに関しては、無駄な支出がないか見直すまたは収入を増やすという方法によって状況を改善することが可能です。
しかし、限定物の商品が販売されたなど、急にお金が必要になるような場合はどうすることもできないのでしょうか?
そんな時に活躍するのがクレジットカードです。
クレジットカードは毎月15日締めの翌月10日払い、毎月末締めの翌月26日払いなど、支払い期間に1ヶ月程度の猶予があります。支払いまでの約1ヶ月の間に給料が振り込まれるため、一時的にお金がない状況でも対応できます。
もし、1ヶ月分の給料から引き落とせないような金額の場合は、分割払いを活用するという選択肢もあります。
まとめ
忘年会や新年会などの宴会、結婚式や葬式などの冠婚葬祭は、あらかじめ予想できるものもあれば急に生じるものもあるため、重なると大きな支出になってお金がないという状況に陥ってしまいます。
「予想できないものはどうすることもできない」と思っている人もいるかもしれませんが、日頃から自分が自由に使えるお金を増やすように心がければ、万が一の事態にも問題なく対応することが可能です。
自分が自由に使えるお金は、収入から支出を引いた残りであるため、収入を増やすもしくは支出を減らすことで増やせます。「どうすることもできない」と諦めるのではなく、自分に合った方法で対策を練っておきましょう。