安定した収入はあるものの、生活費などの支出などを差し引くとお金が手元に残らなくて辛いと感じている人も多いでしょう。
自由に使えるお金がないと、ストレスを感じやすくなるため、精神的にあまり良い状態とは言えません。
では、どうすればお金がない状況から抜け出せるのでしょうか?
そこで今回は、「お金がない」「辛い」と感じている人が辛い生活から抜け出すための方法を解説します。
お金がないと辛い
定職につかなかったり、行き当たりばったりで生活していたりすると、お金に困る時が必ずやってきます。
「そのうち何とかなるから一時的に」という軽い気持ちでお金を借りると、さらに支出を増やしてしまうことになるので注意が必要です。
お金がないと欲しいものを買えないため、我慢の生活を送ることになります。
そうなると、好きなことができないことがストレスに変わって、お金がないことを辛いと感じるようになります。
そうならないようにするためにも、「お金がない」という状況を作らないような体制を作っていくことが重要です。
辛い生活から抜け出すための方法とは
お金がないことを辛いと感じていても、何らかの行動に移さなければ現状を変えることはできません。
辛い生活から抜け出すには何をどうすればいいのでしょうか?
辛い生活から抜け出すための主な方法は以下の3つです。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 資産運用する
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
収入を増やす
収入から支出を引いた分が自由にできるお金であるため、収入を増やすことで自由にできるお金が増えるので心に余裕が生まれます。
では、具体的にどうすれば収入を増やせるのでしょうか?
収入を増やす方法は以下の3つです。
転職する
1つ目は転職するという方法です。
勤めている会社の基本給が少ない、残業手当が出ないという状況の場合は、雇用環境が良い会社に転職した方が良いと言えます。それだけでも十分収入を増やすことが可能です。
また、非正規雇用者として働いているのであれば、雇用が不安定になる可能性があるため、正規雇用者として働くことを視野に入れることも重要です。
正規雇用者として働くことができれば、老後の不安も少し和らぐでしょう。
アルバイトをする
2つ目はアルバイトをするという方法です。
年齢によっては転職という選択が困難な場合もあります。
そのような場合には、アルバイトをするという方法があります。
出社前や退社後、仕事が休みの日などに短時間のアルバイトを入れるだけでも生活にゆとりが生じます。
例えば、1回3時間、週3回、時給1,000円で月に12回アルバイトを入れると、36,000円収入に上乗せすることが可能です。
体力的・精神的な負担は増えてしまいますが、「お金がない」「辛い」という思いを軽減できるでしょう。
クラウドソーシングをする
3つ目はクラウドソーシングをするという方法です。
クラウドソーシングは、ネット上で依頼を受けた後は基本的に在宅で仕事に取り組みます。
アルバイトなどのように勤務先に向かう必要がなく、自分の都合に合わせて業務に取り組みやすいのが特徴です。また、専門的な資格を要する依頼内容などの場合には、アルバイトよりも報酬が優れているという特徴もあります。
働いて収入を増やすことを予定している人の場合は、アルバイトとクラウドソーシングのどちらにするのか、よく考えてから選びましょう。
支出を減らす
収入から支出を引いた分が自由にできるお金であるため、支出を減らすことで自由にできるお金が増えるので収入を増やす場合と同じく心に余裕が生まれます。
では、具体的にどうすれば支出を減らせるのでしょうか?
支出を減らす方法は以下の2つです。
クレジットカードを解約する
1つ目はクレジットカードを解約することです。
クレジットカードは、現金を持っていない状況でも買い物できる・買い物のたびにポイントが貯まるといったメリットがありますが、現金がなくても購入できてしまうため、無駄遣いが多くなってしまいます。
現金が財布の中に多く入っている状況も、気持ちが大きくなって無駄遣いが増える原因になるので注意が必要です。そのため、支出を減らすためには、クレジットカードを解約する・無駄なお金を財布に入れないといった工夫をしましょう。
支出を見直す
2つ目は支出を見直すことです。
支出の中には、見直す事によって支出を抑えられるものがあります。
例えば、水道光熱費・住居費・通信費などです。
ガスや電気は、自由化によって安い料金プランを提供している企業が増えています。
通信費も第三の電話会社が算入しているため、以前よりも安く抑えることが可能です。
また、住居費は立地条件や間取りなどを見直すと、1万円以上支出を抑えることも可能です。
無駄な支出をなくせば、毎月の収入が増えたのと同じ効果が期待できるため、「お金がない」「辛い」という状況から抜け出せるでしょう。資産運用する
収入から支出を引いた後のお金をうまく運用すれば、効率良くお金を増やすことが可能です。
お金に余裕がある状況ではないため、運用方法を選ぶ際にはリスクが低い・高利回りが期待できる運用方法を選ぶことが重要です。
では、具体的にどのような方法を選べばいいのでしょうか?
資産運用の方法は以下の3つです。
投資信託をする
1つ目は投資信託です。
投資信託とは、自分で株式や国債を購入するのではなく資産運用のプロが代わりに運用してくれる運用方法です。
自分で運用せず済むため、資産運用の知識や経験が少ない人でも安心です。
また、100円と少額で始められるだけでなく、利回りが10%を超えているものもあることを考えると、効率良くお金を増やすことが期待できるでしょう。
ソーシャルレンディングをする
2つ目はソーシャルレンディングです。
ソーシャルレンディングとは、融資を希望している企業に対してお金を融資して利息を受け取る運用方法です。
「会社が破綻した場合にはどうなるの?」と不安に感じた人もいると思います。
確かに破綻した場合には資金を回収できません。
しかし、中には担保を提供している企業もあるため、そのような企業に融資すれば安心してお金を増やしていけるでしょう。
外貨預金をする
3つ目は外貨預金です。
普通預金や定期預金の金利は1%以下が当たり前になっていますが、外貨預金は1%以上の利息が付くものもあります。
普通預金や定期預金のようにペイオフという制度の対象にはならないため、銀行が破綻した場合には資金が返ってこない可能性があります。銀行が破綻する可能性は低いと言っても、マイナス金利政策の状況では破綻する可能性がゼロとは言えません。
そのため、外貨預金をする場合には、規模の大きな業績の良い銀行を選びましょう。
まとめ
お金がないと自分がほしいと思っているものを自由に買えないため、ストレスを感じます。
ストレスが重なると、精神的に不安定になって「辛い」という感情が大きくなるので注意が必要です。「お金がない」「辛い」という生活から抜け出すには、収入を増やす・支出を減らす・資産運用するという3つの方法があります。
収入を増やす・支出を減らすという方法は、比較的取り組みやすいですが、資産運用は元本割れのリスクを伴うので注意が必要です。
資産運用でお金を増やす場合には、リスク管理を徹底するだけでなく、あまり大きくお金を増やそうとしすぎないように、地に足の付いた計画を立てましょう。