一人で暮らしている分には自分が生活できていれば十分ですが、結婚して家族ができるとそういうわけにはいきません。
お金がないと家族を養えなくなるため、家族を守るためにもお金がないという状況から抜け出さなくてはなりません。
どうすればお金がない状況から立ち直れるのでしょうか?
そこで今回は、家族を守るためにお金がない状況を立ち直らせる方法について解説します。お金がないと家族を養えない
社会人になって一人暮らしの場合には、働いて得た給料は自分の好き勝手に使っても問題ありません。
しかし、結婚して家族ができると家族を養っていく必要があります。
今までと同様に自分の好き勝手にお金を使っていると、家族を養えなくなってしまうので注意が必要です。
また、奥さんに子供ができると、産休と育休で奥さんの稼ぎがなくなるため、共働きの時はお金がないという状況に陥ったことがない人でもそのような状況に陥る可能性があります。
家族を守るためにもお金がないという状況に陥らないようにする、またはお金がない状況を早急に立ち直らせることが重要と言えるでしょう。
お金がない状況を立ち直らせる方法は主に3つ
家族を守るためにもお金がない状況に陥らないようにする、またはお金がない状況を早急に立ち直らせることが重要と言いましたが、簡単なことなのでしょうか?
これまでにお金がないという状況を改善するために対策を練っていた人の場合は、簡単なことではないかもしれません。
しかし、これまでに対策を練っていない人の場合には、無駄な支出を見直す・収入を増やす・資産運用を始めるという3つによって状況を改善させることが可能です。
具体的にどんな方法があるのか見ていきましょう。
無駄な支出を見直す
お金がないという状況とは、収入から支出を差し引いた時にお金が残っていない状況です。
そのため、収入から差し引く支出が減れば、その分だけお金が残るため、お金がないという状況から抜け出すことが期待できます。
無駄な支出を見直す方法は主に以下の3つです。
住居費を見直す
毎月発生する支出の中で大きな割合を占めるものとして、住居費があります。
例えば、駅から徒歩5分以内、家族の人数が少ないにもかかわらず間取りに余裕があるといった場合には住居費を見直す余地が大きいと言えます。
お金がない状況では上記のような条件の住居は贅沢だと言えます。
立地条件を見直して駅から少し離れた場所に借り換える、家族構成に合った間取りに変更するといった工夫をすることで、住居費を減らすことが期待できます。そうすれば、お金がないという状況から抜け出せるでしょう。
水道光熱費を見直す
毎月発生する支出は、住居費の他に水道光熱費などもあります。
以前は電気やガスは大手の独占状態でしたが、現在は電気・ガスの自由化によって第三の会社が参入してきているため、安い料金プランを提供するところが増えました。
そのため、契約プランを比較してみると、数百円もしくは数千円支出を抑えることにつながる可能性が高いと言えます。
携帯電話などの通信事業も第三の会社の参入によって安い料金プランを提供するところが増えています。
家族で通信会社が異なっている場合は統一して家族割を適用するなど、水道光熱費の見直しにあわせて通信費も見直してみると、大きな支出削減効果が期待できるでしょう。
クレジットカードを解約する
社会人になってから何かと便利なので、クレジットカードを最低でも1枚は持っているという人も多いでしょう。
現金で買い物をしても、お店のポイントカード以外にポイントが貯まるということはありません。
クレジットカードの場合は、利用金額に応じてポイントが貯まるので現金払いよりも優れていると言えます。
しかし、クレジットカードにはデメリットもあり、お金が手元になくても、クレジットカードがあれば買い物ができてしまうということ。
無駄な支出を増やす可能性が高いことを考えると、少しでも支出を抑えたいのであればクレジットカードを解約することも1つの選択肢と言えるでしょう。
収入を増やす
支出を減らすということで使えるお金に余裕が生まれるため、お金がないという状況から抜け出すことが期待できますが、ある程度の限界があります。
そのため、お金がないという状況から抜け出して家族と幸せな毎日を暮らすには、収入を増やす方法を見つけることも重要です。
収入を増やす主な方法は以下の3つです。
転職する
会社からもらえる給料は年功序列であることが多いため、急に増えるものではありません。
そのため、自分の会社と他の会社を比べて、同じ勤務条件であるにもかかわらず給料に差が見られる場合には、条件が良い会社に転職することも1つの選択肢と言えます。
また、現状が非正規雇用の場合に正規雇用になることを目指すことで、雇用条件が良くなる可能性があります。
転職するにあたって引越さなくてはならない場合は、転校など精神的な負担を伴う可能性もあるため、家族でよく話し合いましょう。
アルバイトをする
周りと比べても雇用条件があまり変わらない場合や転職を希望していても年齢的に厳しい場合などには転職という選択肢がありません。
そのような場合はアルバイトをするという選択肢があります。
例えば、出社前や仕事後または仕事が休みの日などに短時間でも勤務すれば、働いた分だけお金がないという状況の改善が期待できます。
ただし、アルバイトをすると、家族で過ごす時間が短くなってしまいます。
体力的・精神的な負担が大きくなるので、体調管理には十分注意しましょう。
クラウドソーシングをする
アルバイトをするという方法以外にも、クラウドソーシングをするという選択肢もあります。
クラウドソーシングとは、会社に行って働くのではなく、ネット上で仕事を受注して業務に取り掛かり、報酬を得るという方法です。
アルバイトのように会社に行くわけではないので体力的な負担を少なく抑えられます。
また、専門的な資格が必要となる案件は報酬が高くなりやすく、アルバイトよりも効率良く収入を増やすことが可能です。
子供が寝てから仕事に取り掛かることもできるため、家族の時間も大切にしながらお金を増やせるでしょう。
資産運用を始める
支出を見直すという方法は誰でも簡単に取り組める一方で、ある程度限界があります。
また、収入を増やすという方法は確実にお金が増える一方で、体力的・精神的な負担が大きいので注意が必要です。
引越しといった家族の負担が小さく、家族との時間も大切にしながら「お金がない」という状況から抜け出す方法として資産運用を始めるという方法があります。
資産運用と一口に言っても様々な種類があります。
中には、大きな利益が期待できるものの、運用資金を失う可能性が高い運用方法もあります。
ただでさえお金がないという状況を考えるのであれば、少ない資金でも確実にコツコツと貯まっていく方法を選んだ方が無難です。
少額から始められる投資信託や利回りが比較的高い外貨預金など、リスク管理を徹底しながら運用しましょう。
まとめ
一人暮らしの場合は、会社からもらった給料を自分の好き勝手に使っても問題ありません。
しかし、家族ができると、自分の好き勝手に使っていては、お金がないという状況に陥って家族を養えなくなるので注意が必要です。
お金がないという状況から抜け出すには、無駄な支出を見直す・収入を増やす・資産運用を始めるという3つの方法があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分に合った方法はどの方法か、家族に迷惑が掛からないのはどの方法なのかなどを考えてから選ぶようにしましょう。