収入が少なくてなかなかお金が貯まらない…と悩んでいる人は意外と多いもの。
30代男性の平均貯金額は…
30代前半:446.2万円
30代後半:502.1万円
となっています。
これよりも少ない場合、今すぐにでも貯金を始めた方がいいかもしれません。
しかし、収入が少ないとどうしても生活費でお金がなくなってしまい、なかなか貯金することができませんよね。
そこでこの記事では、少ない収入でも今すぐ始められてお金が貯まる方法を10個ご紹介します。
お金の貯め方1:投資・浪費・消費に分類する
これから使うお金は、全て「投資」「消費」「浪費」に分類することができます。
まず「投資」は、勉強や資格、自分磨きなど将来の自分に役立つために使うお金です。
投資はリターンがあるものなので、惜しみなく使った方がいいとされています。
たとえばビジネス英会話を身につけるために年間50万円のお金を使ったとしても、ビジネス英会話ができることでステップアップ転職し、年収が300万円アップするなど。
続いて「消費」は、生きていく上で欠かせないものを買うお金です。
家賃、食料、最低限の衣服など。
最後が「浪費」で、お金を貯めるにはこの浪費に使うお金を徹底的に削っていきましょう。
たとえば、コンビニで何気なく買うお菓子。
持っていることを忘れて買ってしまった漫画の同じ巻。
出先で雨に降られ、コンビニで慌てて買ったビニール傘など。
浪費は、もともと買う予定のなかったものに多く当てはまります。
そのため基本的に、月初めや週初めに「何にお金を使うか」を決めておけば浪費は減らせます。
お金の貯め方2 :積立貯金をする
積立貯金とは、毎月決まった額を自動引き落としなどで別の口座に移す貯金方法です。
勤めている会社に財形貯蓄制度があるなら、それを利用するのもおすすめです。
財形貯蓄制度がない場合でも、給料から自動で毎月天引きされるようにしていくととても貯まりやすいです。
もちろん、その口座のカードや通帳は持ち歩かず、普段使いしないようにしましょう。
お金が貯まる人の特徴は、余った分を貯金するのではなく先に貯金する分をとっておくこと。
積立貯金ならそれが実践できます。
お金の貯め方3:小銭貯金
実際に筆者も試し、とても効果を感じたお金の貯め方の一つが、小銭貯金です。
小銭貯金にもいろいろな方法があります。
たとえば…
- 毎日お財布に残っている小銭を全て貯金箱に入れる
- 500円貯金をする
- 365日貯金
365日貯金とは…
ノートやエクセルなどに、1〜365までの数字を書いたシートを作り、毎日好きな数字を選び、その数字と同じ金額の小銭を貯金する方法。
貯金した数字を塗りつぶしていくのでパズル感覚で貯金することができます。
ちなみに、365日が終わると66,795円貯まります。
さらに、365日貯金とは別におすすめなのが、500円貯金です。
500円玉が手元にあるときは必ずそれを貯金に回してみてください。500円玉専用のコインターを使うと50枚収納でき25,000円になり、50枚貯まった時点で口座に移すとあっという間に貯まります。
お金の貯め方4:固定費を削る
お金を貯めようと思うと、どうしても変動させやすいものを削ろうとしてしまいます。
- 食費
- 交際費
- 衣服代
- 趣味
など。
これらももちろん効果的ではあるのですが、毎月固定でかかる費用を削る方が手っ取り早くお金を浮かせることができます。
固定費とは…
- 携帯・ネットなどの通信費
- 家賃
- 保険代
など。
引っ越し代がもったいないから…といつまでも家賃の高いところに住んでいると、トータルで見たときに明らかに損することになります。
固定費で最も大きなウェイトを占める家賃は、手取り収入額の3割以下が目安です。
お金の貯め方5:現金をおろす日・金額を決めておく
お金がなかなか貯まらない人は、「なくなったらATMで必要な分だけおろす」という行動をしています。
これでは、「あったらある分だけ使ってしまう・足りなくなり始めてから節約する」という計画性のかけらもない行動をしてしまいます。
毎週金曜日に2万円おろす、など自分の中でルールを決めてくと、1週間をその金額でやりくりするようになるので、無駄な出費が減ります。
お金の貯め方6:家の中・デスクなどを片付ける
片付けができていない人=貯金ができない人
というのは有名な話です。
身の回りが散らかっていると余計な出費が増えるからです。デスクや部屋はその人の頭の中の状態を表すともいいますが、散らかっている状態だと頭の中もぐちゃぐちゃなので、
- 不要なものを買ってしまう
- 必要なものを捨ててしまう
- ストレスで浪費が増える
などの行動になりがちです。
お金を貯めやすい環境・体質にするためにも、部屋やデスクが散らかっている人はまず整理整頓から始めましょう。
お金の貯め方7:消費財はまとめ買い
まとめ買い=お得になる、というのは誰でも知ってると思いますが、意外と実行していない人が多いです。
質が一定で、頻繁に使うもの、たとえば
- ペットボトルのお茶
- インスタントコーヒー
- 洗濯洗剤、柔軟剤
- トイレットペーパー
など、いつも買うもので値段によって質が変化しない消費財はまとめ買いする方がお得です。
お金の貯め方8:コンビニに行くのをやめる
コンビニはどこにでもあってなんでも安く買えるので本当に便利ですよね。
しかし、なんでもあるがゆえに余計なものも買ってしまいがちです。
会社に行くとき、買えるときにいつもついコンビニに寄ってしまう…という人は要注意。
お金の貯め方1でもご紹介した「浪費」に直結しがちなので、本当に必要なときにだけ行くようにしましょう。
コンビニに行くのをやめることで、つい買ってしまうお菓子やスイーツも買う機会がなくなるため、節約できることはもちろん、健康面も気遣えるようになります。
お金の貯め方9:家計簿をつける
お金が貯まらない人は、ほとんどの人が家計簿をつけていません。
自分が何にいくら使っているのか把握していないので、何を削ればいいのか分かっていないのです。家計簿はとてもめんどくさいものですが、まずは自分の経済状況を把握するためにもきちんと家計簿をつけてみましょう。
最近はアプリも多いので、ノートにつけるよりも楽ですよ。
お金の貯め方10:健康に気をつける
意外とお金がかかるのが医療費。
一定期間病院に通わなければいけないような病気になってしまうと厄介です。
例えば、
- 歯医者
- 内科
- 皮膚科
上記3つに月2回、半年間の通院が必要になったとします。
場合によりますが毎回3000円程度の診察料がかかるとすると、この3つだけで合計10万円以上使っていることになります。
もちろん体調が悪いときは病院に行くべきですが、一番は病気にならないように普段から予防しておくこと。
病気はいつなるか予測できないので、なるべく余計な出費にならないように気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
収入が少なくてもお金が貯まる方法をまとめて10個ご紹介しました。いずれも今すぐできることばかりなので、ぜひ挑戦してみてください。
貯金ができている人は“何事もちゃんとしている人”。
逆に、デスクが散らかっていたり普段からだらしない人は貯金ができていません。
あなたももし心当たりがあるなら、普段の生活についても一度見直してみるといいかもしれません。