高校や大学を卒業して社会人として働くと、アルバイトをしていた頃よりも多くの収入が得られるため、ついつい支出が増えてしまいがちです。

しかし、安定した老後を迎えるには余裕がある時だけお金を貯めるのではなく、計画的にお金を増やすにはどうすればいいか考えておく必要があります。

そこで今回は、社会人になってからのお金を増やす方法について8つご紹介します

社会人はお金を増やす方法が数多くある

社会人はお金を増やす方法が数多くある

高校生や大学生がお金を増やす方法と聞いてどんな方法が思い浮かぶでしょうか?

例えば、アルバイトやインターン、銀行預金などが挙げられますが、他にどんなものがあるでしょう。

FXや株式投資そのものは年齢制限がないため、学生でも取引自体はすることができます。

しかし、それぞれ取引する際に利用する証券会社などの口座開設には、年齢制限があるのが一般的です。

日本国内の証券会社に口座を開設するには18歳以上でなければなりません。

18歳以上でも未成年の場合は親の承諾書が必要になるため、自由に取引できるわけではないので注意が必要です。

社会人になってからは、企業に勤めることで安定した収入が得られるようになります。

また、取引できる資産運用の種類が増えるほか、本業とアルバイトを組み合わせてさらにお金を増やすことも可能です。

社会人にはお金を増やす方法が数多くあると言えるでしょう。

社会人がお金を増やす方法8選

社会人がお金を増やす方法8選

社会人にはお金を増やす方法が数多くあると言いましたが、実際どのような方法があるのでしょうか?

社会人がお金を増やす方法は主に以下の8つです。

  • 無駄な支出を減らす
  • アルバイトを始める
  • クラウドソーシングを始める
  • 銀行預金をする
  • 株式投資をする
  • FXをする
  • 投資信託をする
  • 不動産投資をする

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

無駄な支出を減らす

社会人になると、アルバイトをしていた頃よりも収入が多くなるため、気持ちが大きくなって無駄な支出が増えがちです。

そのため、交際費などの無駄な支出で貯金が全然貯まらないどころか、クレジットカードを活用してその場しのぎの生活になる可能性があります。

まずは、お金に余裕があると思うのではなく、家計簿をつけるなどして無駄な支出がないか探していきます。

具体的な数字で見ると、いかに無駄が多い生活をしていたのか分かるため、支出を抑える効果が高いです。

クレジットカードを解約して無駄なお金を持ち歩かないようにする、水道光熱費や携帯代などの固定費を見直すといった工夫をすれば、無駄な支出を減らしてお金を増やすことにつなげられるでしょう。

アルバイトを始める

就業規則で会社から副業を禁止されていないのであれば、本業に支障が出ない範囲内でアルバイトをすることも可能です。

例えば、会社帰りに2~3時間、仕事休みの日に午前中だけアルバイトを入れるなどです。

仮に時給900円・3時間・週3回・月12回勤務した場合でも、1ヶ月で32,400円お金が増えます

精神的・体力的な負担は増えますが、1年で約40万円お金を増やせるでしょう。

クラウドソーシングを始める

アルバイトは会社からもしくは家から仕事場まで移動する必要があるため、時間的なロスが発生します。

しかし、クラウドソーシングは基本的に在宅勤務であるため、時間的効率が良いと言えます。

また、アルバイトと比べると、時給換算した場合の貰える報酬が高いことが多く、専門性の高い仕事の場合には、それが顕著に表れています。

そのため、社会人になってからの職種が専門的であれば、クラウドソーシングを活用することも1つの選択肢と言えるでしょう。

銀行預金をする

この方法には年齢制限がないため、学生の頃から取り組んでいた人が多いと思います。

しかし、学生の頃はどちらかというと、運用するという目的よりも保管場所として銀行預金をしていた人が多いと言えます。

例えば、積立預金や定期預金、外貨預金などを組み合わせれば、より効率良くお金を増やすことが可能です。

しかし、外貨預金は利回りが高いというメリットがある一方、ペイオフという元本保証の制度の適用外になるため、銀行が破綻した場合には保障されない可能性があるので注意しましょう。

株式投資をする

株式投資とは、1日に数%もの価格変動が生じるため、ハイリターンが期待できる運用方法ですが、リスクも大きいので注意が必要です。

また、取引時間が平日9時~15時と、日中働いているサラリーマンにとって取引しやすい環境が整っているとは言えません。

しかし、リアルタイムでの取引は困難でも、買い注文や売り注文できる、配当や株主優待なども貰えるため、おすすめのお金を増やす方法と言えるでしょう。

FXをする

FXとは、株式投資のように大きな変動はありませんが、レバレッジを効かせられるため、ハイリターンが期待できる運用方法です。

しかし、株式投資と同様、リスクも大きいので注意が必要です。

FXは平日と祝日は24時間取引できるため、日中働いているサラリーマンでも取引しやすい環境が整っていると言えます。

また、少額から運用できる、株式投資の配当に似たスワップポイントという利息も貰えるため、忙しい社会人になってからはおすすめの方法と言えるでしょう。

投資信託をする

投資信託とは、株式投資・国債投資といった資産運用を自分で取引するのではなく、資産運用のプロに資金を預けて代わりに運用してもらう方法です。

FXと同様、少額から始められるだけでなく、運用の手間を省けることが投資信託の魅力と言えます。

FXがいくら24時間取引できると言っても、疲れて取引する気力が出ない場合を考えると、預けて放置しておくだけで安定した利益が得られる投資信託は、忙しい社会人に最適な運用方法と言えるでしょう。

不動産投資をする

不動産投資とは、投資用不動産を購入して貸し出すことで家賃収入を得る運用方法です。

「不動産を購入する余裕はない」と思っている人もいるかもしれませんが、社会人になって安定した収入があるなどの条件を満たしていれば、銀行のローンを契約できる場合があります。

ローンの返済は家賃収入からすれば、貯金を切り崩す必要がないので、安定した運用が期待できます。

管理を不動産会社に任せることで、投資信託のように運用の手間を省けるため、忙しい社会人に適している運用方法と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

学生のうちはお金を増やす方法にある程度の限界がありますが、社会人になるとそもそも貰えるお金が増える、成人して社会的信用が大きくなるため、お金を増やす方法も増えます。

しかし、浪費するばかりではお金は一向に増えません。

支出を抑える・収入を増やす・資産運用をするなどで、計画的にお金を増やす必要があります

リターンが小さい・リスクが大きいなど、選択した方法によって特徴が異なるため、それぞれの違いなどを把握しながら自分に合ったお金を増やす方法を選びましょう。

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