世の中には数多くの名言があります。その名言に出会ったことがきっかけで、大きな影響を受けて人生が変わる人も。
名言の中にはお金に関する名言も数多くあります。
お金はとても大切なものですが、意識が変わるお金の名言は何かあるのでしょうか?
そこで今回は、意識が変わるお金の名言について紹介します。
どんなお金の名言がある?
人生で何かを成し遂げた人の名言は、聞いた人の心に深く突き刺さるものが多くあります。
誰かの名言を聞いたことで、人生が大きく変わった人もいるのではないでしょうか?
お金は人が生きていくためには切っても切れないものです。
しかし、お金があれば、お金で買えるものは全て手に入りますが、友情や愛情などのようにお金では買えないものは手に入りません。
そんなお金にまつわる名言も数多く存在しています。
お金の意識が変わる名言を8つ紹介します。
お金の意識が変わる名言8選
お金の意識が変わる名言として、以下の8人の人物の名言を紹介します。
- スティーブ・ジョブズ
- バーナード・ショー
- ウィリアム・シェイクスピア
- 小林一三
- サマセット・モーム
- プラウトゥス
- ルキウス・アンナエウス・セネカ
- 武者小路実篤
それぞれの人物の名言について詳しく解説します。
スティーブ・ジョブズの名言
スティーブ・ジョブズはアメリカの実業家で、iPhoneを開発したアップルの創始者として有名です。
スティーブ・ジョブズが残したお金に関する名言は以下のような内容です。
墓場で一番のお金持ちになることは、私にとって重要ではない。
夜眠るときに、私たちは素晴らしいことをしたと言えることが重要だ。
スティーブ・ジョブズはアップルで大きな成功を収めており、莫大な富を手に入れた人物と言えます。
しかし、手に入れたお金を使いきる前に、56歳という若さで亡くなりました。
人は死んでしまうとお金を使うことができず、それを墓場に持っていくこともできません。
本当に大切なことは、お金を儲けることではなく、日々の生活に満足できるかどうかが重要ということを教えてくれていると言えるでしょう。バーナード・ショーの名言
バーナード・ショーはアイルランドの劇作家で、ノーベル文学賞を受賞した人物として有名です。
バーナード・ショーが残したお金に関する名言は以下のような内容です。
20代の頃より10倍お金持ちになったという60代の人を見つけることは簡単。
しかし、それらの人たちが必ずしも10倍幸せになったとは言わない。
お金が増えるということはそれだけ生活が豊かになることを意味するため、日々の生活に満足できるはずです。
しかし、お金が増えるということが必ずしも幸せに関連しているとは言い切れません。
友情や愛情がお金で買うことができないのと同様、幸せもお金で買えるものではないため、お金があることが幸せとは言い切れないことを教えてくれていると言えるでしょう。ウィリアム・シェイクスピアの名言
ウィリアム・シェイクスピアはイギリスの劇作家で、詩人としても有名です。
ウィリアム・シェイクスピアが残したお金に関する名言は以下のような内容です。
お金は借りてはいけなく、貸してもいけない。
貸せばお金を失い、友も失うことになる。借りてしまうと倹約することが馬鹿らしくなってしまう。
お金の貸し借りで失敗したという人も多いのではないでしょうか?
お金を貸しても、必ず戻ってくるとは保証されていません。
お金を貸して戻ってこないと、お金を失うだけでなくその友達も失ってしまうことになります。
また、お金を一度借りると借りる癖がついてしまい、努力してお金を得よう、倹約しようという気持ちが失われます。
お金の貸し借りのトラブルを未然に防ぐために忠告してくれていると言えるでしょう。小林一三の名言
小林一三は現在の東急阪神東宝グループ(旧阪急電鉄)の創始者で、実業家として有名です。
小林一三が残したお金に関する名言は以下のような内容です。
金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である。
お金がないというのはただの言い訳で、自分を正当化するための手段です。
これは、時間がないと言って何もしないことと同様です。
このような人たちは、お金や時間があっても何もしません。
本当に成功を収める人は、言い訳をすることなく、そのときにできることに最善を尽くしています。
言い訳をせずに最善を尽くすことの大切さを教えてくれていると言えるでしょう。サマセット・モームの名言
サマセット・モームはイギリスの劇作家で、小説家としても有名です。
サマセット・モームが残したお金に関する名言は以下のような内容です。
お金だけが人生ではない。しかし、お金がない人生もまた人生ではない。
お金がないと、人生の可能性のうち半分は締め出されてしまう。
お金が10倍に増えても幸せが10倍になるとは限らないことは、既にバーナード・ショーの名言で分かりました。
つまり、お金だけが人生ではないと言えますが、お金がないと何かに挑戦したいと思っても挑戦できないため、諦めるしかなくなってしまいます。
そのため、何かに挑戦するためにはお金が必要なので、ある程度の蓄えておくことが重要であるということを教えてくれていると言えるでしょう。
プラウトゥスの名言
プラウトゥスは古代ローマの劇作家として有名です。
プラウトゥスが残したお金に関する名言は以下のような内容です。
お金を稼ごうと思ったらお金を使わなければならない。
株式投資やFXといった投資やビジネスなどでは、資金がないと始めることができません。
また、必要なときに必要なお金を拠出しなければ、さらにお金を増やすこともできません。
つまり、お金を増やすには必ずリスクを伴うということです。
ある程度のリスクを負って、行動に移して初めて結果を伴うということを教えてくれていると言えるでしょう。ルキウス・アンナエウス・セネカの名言
ルキウス・アンナエウス・セネカはローマ帝国の哲学者として有名です。
ルキウス・アンナエウス・セネカが残したお金に関する名言は以下のような内容です。
お金で買った忠誠はお金で打ち砕かれる。
お金を使って人を従えようとしても、それ以上にお金を出す人がいれば、自分の元を去ってしまいます。
つまり、お金で人を従えようとしても、心を動かすことまではできないということです。
「金の切れ目は縁の切れ目」という言葉があるように、お金で繋がっているだけの関係は、いつ壊れてもおかしくありません。
信頼を得るにはお金ではなく、心を動かすことが重要であることを教えてくれていると言えるでしょう。武者小路実篤の名言
武者小路実篤は日本の小説家で、詩人、劇作家、画家、貴族院勅選議員としても有名です。
武者小路実篤が残したお金に関する名言は以下のような内容です。
金のある者は、金があるために不正をし、金のない者は、金がないために不正なことをする。
お金に余裕がない人は、強盗といった犯罪をしてでも生きるためにお金を得ようとします。
しかし、お金に余裕がある人でも、犯罪をしないとは言い切れません。
お金に余裕がある人も、脱税といった犯罪をしてでも手元に少しでも多くお金を残そうとします。
お金に心を奪われると正常な判断ができなくなるため、お金に振り回されないように警告してくれていると言えるでしょう。まとめ
有名な人たちは多くの名言を残しています。
これらの名言には、その人たちが人生をかけて学んだ教訓や知識などが盛り込まれているため、名言に触れることで新しい気づきを得ることが可能です。お金に関する名言もこれまで多く残されています。
今回は8個の名言をピックアップして紹介しましたが、他にもお金の名言はあります。
少しでも多くの名言に触れれば、お金に対する意識が大きく変わり、自分にとってプラスに働くようになるでしょう。