将来お金に困らないために、会社から貰える給料を少しでも増やしたいと考えている人も多いと思います。
しかし、会社の給料は勤務年数で変動する年功序列制となっていることが多いため、急に増えるものではありません。
会社から貰える給料をすぐ増やすことはできなくても、お金に困らないで済む方法は何かあるのでしょうか?
そこで今回は、お金に困らない方法について解説します。お金に困らないための8つの方法
お金に困らないための方法は会社から貰う給料を増やすことだけではありません。
他にも以下の8つの方法があります。
- 無駄な支出を見直す
- ミニマリストを目指す
- 共働きを選択する
- アルバイトを始める
- クラウドソーシングを始める
- ダブルワークを始める
- 資産運用を始める
- 自己投資を始める
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
無駄な支出を見直す
お金に困らないためには、収入を増やさなければならないと考える人も多いと思いますが、収入を増やすことだけが解決策ではありません。
お金に困るということは、収入から支出を引いた残りが少ないということなので、なるべく支出を減らすようにすれば収入が増えたのと同様の効果が期待できます。例えば、電気代やガス代、携帯代などに無駄な支出がないか見直してみます。
以前は一部の企業の独占状態でしたが、他の企業が参入できるようになったこともあり、内容はほとんど変わらないにもかかわらず、低価格で利用できるようになりました。
ただ支出を見直すだけにもかかわらず、月々1万円以上の節約につながる可能性もあるため、取り組んでみることをおすすめします。
ミニマリストを目指す
ミニマリストとは、身の回りに最低限のものだけ置いて生活することです。
無駄な買い物を減らせるため、無駄な支出を見直す方法と同様、収入が増えたのと同じ効果が期待できます。部屋に設置されているものが少ないため、掃除の手間を省くことができる、待機電力による無駄な電力消費を抑えることもできます。
老後は、特に対策を練っていない限り年金収入だけになるため、現役時代と同様の生活から収入に合わせた生活に変更しなければなりません。
しかし、普段から無駄な支出をなくす、ミニマリストな生活を心掛けるようにしていれば、老後を迎えてもお金に困らないで済むでしょう。
共働きを選択する
無駄な支出を見直す、ミニマリストを目指すという方法は支出を抑えて収入が増えたのと同様の効果を得るというものでした。
しかし、支出を減らすという方法はある程度の限界があるため、収入を増やす方法と並行して進める必要があります。
まずは共働きを選択するという方法です。
結婚して子供を妊娠したと同時に退職した人の中には、そのまま専業主婦として過ごす人もいれば、子供の成長に合わせて会社に復帰する人もいます。
専業主婦の場合、夫1人だけの収入になるため、夫の収入にかなり余裕があるケースを除いて、将来的にお金に困る可能性が高いと言えます。
妻が子供の成長に合わせてパートやアルバイトを始めた場合には世帯収入が増えるため、将来的にお金に困らないで済むでしょう。
アルバイトを始める
本業とは別にアルバイトを始めた場合は、収入を増やすことが可能です。
勤務できる時間にある程度の限界がありますが、確実に収入が増えるため、お金に困らないで済みます。
老後を迎えた場合も同様です。
老後を迎えてからでも、年金収入だけに頼っている場合にはお金に困る可能性が高いですが、アルバイトの収入が加わればお金に困らないで済みます。
しかし、本業と両立する場合は、精神的・体力的な負担が大きくなって本業に支障が生じる可能性があるので注意が必要です。
また、老後にアルバイトをする場合には、年齢を理由に断られる可能性も。
確実にお金が増えますが、これらのデメリットも考慮した上でアルバイトを始めましょう。
クラウドソーシングを始める
アルバイトは会社と比べると得られる収入が圧倒的に少ないと言えます。
しかし、クラウドソーシングを始めれば、より効率良く収入を増やすことが期待できます。
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい企業や個人とお金を少しでも稼ぎたい企業や個人をマッチングさせるサービスです。
在宅で取り組めるほか、決められた納期までに仕事を終わらせばいいので、アルバイトより時間的な融通が利きやすいと言えます。
専門的な資格を必要とする業務の場合は、アルバイトよりも報酬が高いケースが多く、効率良くお金を増やせるのでお金に困らないで済むでしょう。
ダブルワークを始める
ダブルワークとは、本業とは別の会社でも業務に取り組むことです。
会社勤務であるため、アルバイトよりも効率良くお金を増やせるというメリットがありますが、ダブルワークが認められていない可能性もあるので注意が必要です。
しかし、会社の中には、副業を就業規則で禁止している会社があります。副業を禁止する理由として過重労働による本業への影響、情報漏洩などのリスクが挙げられます。
働き方改革によって副業を認める会社も増えていますが、依然として就業規則で禁止する会社も多いので注意が必要です。
ダブルワークがバレて、それが会社に重大な影響を及ぼすと判断された場合は、懲戒処分に該当する可能性もあります。
事前に確認してからダブルワークを始めましょう。
資産運用を始める
本業と両立しやすいという点では、資産運用がおすすめです。
大きな利益を狙う株式投資やFXなどはリスクも高いため、失敗した場合にはさらにお金に困る可能性があります。
しかし、リスクの低い運用方法を選択した場合、堅実にお金を増やしていけるため、お金に困らないで済みます。
年齢を重ねてから資産運用を始めても問題ありませんが、若いうちに資産運用を始めれば複利効果でさらにお金を増やすことが可能です。不動産投資のように、毎月一定の収入が得られる投資方法を選んだ場合は、老後を迎えてもお金に困らない生活を送ることが期待できるでしょう。
自己投資を行う
これまでは、お金に困らないようにするために、支出を減らす、収入を増やすという方法をご紹介しました。
しかし、今からご紹介するのは支出についてです。
「支出が増えることでお金に困るのでは?」と思った人も多いかもしれませんが、ここでは意味のある支出についてご紹介します。それは自己投資を行うという支出です。
自己投資とは、自分を高めるために支出することです。
例えば、資格取得に向けて、教材を購入する、資格取得の学校に通うなどが自己投資に該当します。
資格を取得すれば、取得後すぐその効果を期待できない可能性もありますが、年齢を重ねて退職してからその資格を活かした収入を得られる可能性があります。
お金に困らないようにするためには、支出を減らす、収入を増やすということも重要ですが、適切なタイミングで必要な支出を行うことも重要と言えるでしょう。まとめ
お金に困っている人は収入を増やすことを中心に考えている人が多いと言えます。
しかし、お金に困るということは自由に使えるお金が少ないということなので、収入を増やすほか、支出を減らすことでもお金に困らないで済むようになります。
お金に困っている人は、この記事に書かれているお金に困らないための8つの方法を見て実践すれば少しでもお金に困らないようになるでしょう。