子供の進学や老後のために計画的に貯金しようと考える人は多いと思いますが、なかなか日々の支出もあるので貯めることは容易ではありません。
そこで、マネーフォワードやMoneytreeといった家計簿アプリをうまく活用して計画的に貯金している人も多いと思います。
新たにLINE家計簿も登場しましたが、LINE家計簿とはどんなものなのでしょうか?
今回は、貯金をサポートする家計簿アプリのLINE家計簿のメリットとデメリットについて解説します。
LINE家計簿で効率良く貯金できる?
収入がいくらで、そのうちいくら支出しているかしっかり管理ができていないという人も多いのではないでしょうか?
そのような人は、浪費が多く、計画的に貯金できない可能性が高いので注意が必要です。
計画的に貯金するためには、収入と支出のバランスを把握することが重要です。
バランスを把握するために家計簿を付けているという人も多いと思いますが、紙の家計簿は書くのが大変で3日坊主になる可能性も。
そこで登場するのがマネーフォワードやMoneytreeといった家計簿アプリです。
これらのアプリを活用することで、簡単に情報を入力できて支出と収入のバランスを管理しやすくなります。
SNSサービスを提供するLINEもLINE家計簿を提供しており、計画的な貯金をサポートしています。LINE家計簿とはどんなものなのでしょうか?
LINE家計簿のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
LINE家計簿のメリット
LINE家計簿には主に以下の4つのメリットがあります。
- 普段使っているLINEから入力できる
- 定期レポートを無料で受け取れる
- 連携できるサービスが多い
- 無料で利用できる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
普段使っているLINEから入力できる
LINEはSNSサービスの1つで、メールや電話の代わりに利用している人も多いのではないでしょうか?
LINE家計簿は専用のアプリが提供されているほか、LINEアプリの中に含まれているため、普段使っているLINEから簡単に家計簿を付けることができます。
「メッセージを送るついでに、支出を入力しよう」という流れになりやすいため、家計簿の記入が途中で終了することを防ぎやすいと言えます。3日坊主になりやすい家計簿管理を誰でも簡単に行えるため、収支のバランスをしっかりと管理することで、より効率良く貯金につなげられるでしょう。
定期レポートを無料で受け取れる
LINE家計簿では、収支のバランスに関する定期レポートを週間または月間単位で受け取ることができます。
本人は支出をしっかりと抑えているつもりでも「先週より○円支出が増えた」という内容のレポートが定期的に届くことで使い過ぎを防ぐことになります。その結果、確実に貯金へとつなげることが可能です。
他のアプリは、これらの機能が有料オプションになっているのが一般的です。
家計簿管理にコストがかかっては意味がありません。
コストを抑えられるのも大きなメリットの1つと言えるでしょう。
連携できるサービスが多い
LINEアプリのウォレットタブから利用できるLINE家計簿では、利用できるサービスが一部限られています。
しかし、LINEアプリとは別にダウンロードするLINE家計簿アプリでは、多くの機能を利用することが可能です。
例えば、レシートを撮影するだけで手打ちせずに情報を取り込むことができる、入力された収支に基づいて1日に使えるお金を算出してくれるなどです。
また、多くの銀行口座や電子マネーなどの金融機関サービスと連携しているため、カードの使い過ぎを防ぐこともできます。
一度連携すると、後は手入力しなくても自動で情報が更新されるため、家計簿を付けるのが苦手という人でも収支を管理しやすいと言えるでしょう。
無料で利用できる
家計簿アプリの数は多く、ほとんどが無料で提供されていますが、使いやすくするためには課金が必要なアプリも多くあります。
また、無料で提供されていても、広告が表示されて使いにくく、広告を消すためには課金が必要というアプリも。
しかし、LINE家計簿は無料で利用できます。
広告も表示されないため、広告が表示されて使いづらいということもありません。
気軽に使えるため、収支を管理して少しでも効率良く貯金したいという人におすすめと言えるでしょう。
LINE家計簿のデメリット
LINE家計簿には、普段使っているLINEから入力できる・定期レポートを無料で受け取れるなどのメリットがありましたが、何かデメリットはあるのでしょうか?
LINE家計簿は主に以下の2つのデメリットが挙げられます。
- バグや不具合が発生する
- 銀行口座の連携はアプリ版のみ対応
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
バグや不具合が発生する
これはLINE家計簿に限った話ではありませんが、家計簿アプリはバグや不具合によって、情報の更新が行われなかったり、入力が反映されなかったりする場合があります。
手書きで家計簿に書き込んだ内容は、家計簿をなくさない限りしっかりと残ります。
しかし、アプリの場合には、バグや不具合の内容次第では最悪全ての入力した情報が消えてしまう可能性も。
また、不正アクセスやハッキングなどが生じた場合、情報を抜き取られる可能性もあります。
これらのトラブルを未然に防ぐということはほぼ不可能ですが、パスワードの漏洩によるトラブルは未然に防ぐことが可能です。
簡単に解読されるパスワードを避ける、同じパスワードを使い回さないなど、リスク管理を徹底することを心掛けましょう。
銀行口座の連携はアプリ版のみ対応
SNSサービスを提供しているLINE版の家計簿は、銀行口座の連携に対応しておらず、全て手入力する必要があります。
銀行口座の連携や自動更新などの充実したサービスを利用するには、LINE家計簿アプリのダウンロードが必須です。LINE家計簿アプリをダウンロードしてSNSのLINE版の家計簿と連携すれば、LINE版でも結果が反映されるようになります。
LINE版では機能が完全ではないことを考えると、他の家計簿アプリと大きな差がないとも言えるでしょう。
自分に合った家計簿アプリを活用することが重要
計画的に貯金をするには、現在の収支がどのようになっているか把握することが重要です。
収支を把握する方法の1つとして家計簿を付けるという方法があります。
アプリの方が紙よりも簡単に情報を入力できることから収支の管理を継続しやすいですが、どのアプリを活用するかは人それぞれです。
人気のある家計簿アプリは似たような機能がほとんど盛り込まれているため、大きな差はありません。
しかし、セキュリティ面には多少の差があります。
LINE家計簿では4桁のパスワードを入力してログインしますが、生体認証に対応している家計簿アプリも。
指紋認証に対応している家計簿アプリは、指を添えるだけで簡単にログインできるだけでなく、セキュリティ面も高いので安心して利用できます。様々な家計簿アプリを使ってみて自分に合ったものを最終的に選びましょう。
まとめ
家計簿を付けることで支出と収入のバランスが分かるため、計画的に貯金できない原因が明確になります。
しかし、家計簿を付けるのは面倒で、気づいた時にはレシートが貯まって付けるのを断念する人も。
そんな人でも継続しやすいのが家計簿アプリです。
LINEアプリで連絡を取っているという人も多いと思いますが、LINEの家計簿であればメッセージを送るついでに入力できます。
家計簿は継続することが重要です。
LINE家計簿に限らず、自分に合う家計簿アプリで毎日収支を管理することで、計画的に貯金できるようになるでしょう。