人は自分の見る夢をコントロールできません。そのため、見た夢の内容は、その人の将来や現状を反映していると言われています。
ある日、寝ていてお金を盗む夢を見て、それが何を意味するのか気になった人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、お金を盗む夢にはどんな意味があるのかについて詳しく解説します。
お金を盗む夢の意味とは
夢の内容は自分でコントロールできるものではありません。
内容はその人の将来や現状を反映していると言われているため、夢の内容を調べることで将来起きることや現状を知ることができます。
ある日、お金を盗む夢を見た人の中には、お金を盗む行為は犯罪なので、「何か悪いことが起きる予兆なのでは?」と思った人もいると思います。
しかし、見方を変えれば、盗んだものを手に入れられるため、「何か欲しいものが手に入る予兆なのでは?」と思った人もいるのではないでしょうか?
残念ながら、お金を盗む夢は良い夢ではありません。
お金を盗む夢は以下の2つを意味していると言われています。
- 何かを失う可能性がある
- 欲望を抑えることができていない
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
何かを失う可能性がある
お金を盗む夢は、何かが手に入るような気がしますが、反対に何かを失う可能性が高いので十分に注意が必要です。
失うものはお金とは限りません。
例えば、大切にしているものや周囲の信頼を失う可能性もあります。
簡単に手に入るものであれば、もう一度購入すれば手に入りますが、信頼を失った場合には簡単に取り返せません。そのため、お金を盗む夢を見た場合は、気を引き締めた方が良いと言えるでしょう。
欲望を抑えることができていない
お金を盗む行為は、お金が必要であるという思いに対して、働いてお金を手に入れるという流れではなく安易に盗む行為に出ています。
つまり、お金に対する強い固執がある状況です。
例えば、現状を振り返ってみると、新作のバッグが販売されていて手に入れたい、テレビでリゾート特集をしていて旅行に行きたいなどの欲求が生じている可能性があります。
「お金さえあれば、これらの欲求を全て満たすことができるのに…」という強い思いが夢に現れています。
欲求が爆発すると、散財に至る可能性もあるので注意が必要です。お金を盗む夢は内容によって意味が異なる
お金を盗む夢と一口に言っても、様々なシチュエーションがあります。
例えば、こっそりと盗んでいるのか、堂々と盗んでいるのか、どのくらいの金額のお金を盗んでいるかでも夢が意味する内容は大きく異なります。
お金を盗む夢のシチュエーションは主に以下の9つです。
- 堂々と盗んでいる
- こっそりと盗んでいる
- 財布ごと盗んでいる
- 小銭を盗んでいる
- 札束を盗んでいる
- 知人から盗んでいる
- 恋人から盗んでいる
- 他人の家に侵入している
- 自分の家に侵入している
それぞれのシチュエーションが意味することについて詳しく見ていきましょう。
堂々と盗んでいる
お金を盗むという行為は犯罪であるため、こっそりと盗むのが一般的です。
しかし、堂々と盗むという行為は、基本的にはあり得ません。
自信に満ちており、良いことが起きる予兆と言われています。
例えば、夢が叶う、恋人ができる、プロポーズされるなどです。
プラスの内容であるため、どのようなシチュエーションでお金を盗んでいるのかまでしっかりとチェックしましょう。こっそりと盗んでいる
こっそりと盗んでいる夢は、堂々と盗んでいる夢とは異なります。
自分に自信がない状況を表しており、その優柔不断さが災いしてトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。そのため、こっそりと盗んでいる夢を見た場合は、一度ゆっくりと休んでから自分に自信を持てるように努力すれば、そのような夢を見なくなるでしょう。
財布ごと盗んでいる
お金を盗むと言っても、銀行強盗のように規模の大きなお金の盗み方もあれば、人の財布を盗むなど様々です。
財布ごと盗む夢の場合は、一見お金が手に入るように思えても、実際は財産がなくなるという予兆なので注意が必要です。
何らかの理由で金運が下がっていることを意味しているため、財産の管理方法を確認する、家計簿を見直すなど、お金の使い方や管理の方法を見直した方が良いと言えるでしょう。小銭を盗んでいる
小銭を盗む夢は、札束を盗む夢と比べると規模が小さいことから、「良いことが起こる予兆なのでは?」と期待した人もいるのではないでしょうか?
しかし、規模の大小に関係なくお金を盗む夢は基本的に悪いことが起こる予兆です。
小銭を盗む夢は、怠けている自分を警告する夢と言えます。
「あれもしたい」「これもしたい」という欲求はあるにもかかわらず、欲求の実現に向けて努力していない場合は、それが夢となって現れています。
欲求を諦めるのか、実現に向けて努力するのか決断を迫られている状況と言えるでしょう。札束を盗んでいる
札束を盗んでいる夢を見た場合には、大きなものを失う可能性があるので注意が必要です。
例えば、これまでに築き上げてきた地位や権威などです。
札束は富の象徴ですが、夢の世界だと札束は地位を意味しています。
立場が上の人の場合は、下の人に対して傲慢な態度になっていないか自分の普段の行いを今一度見直してみる良い機会と言えます。
また、札束を盗むということは大金を失うことを予兆している可能性もあるため、なるべくギャンブルは控えた方が良いと言えるでしょう。
知人から盗んでいる
お金を盗んだ相手が知人なのか恋人なのかによっても意味が異なります。
知人の場合には、その知人との関係が悪化することを予兆しています。
夢を見た後に何かしらのトラブルが原因で疎遠になる可能性があるため、仲の良い知人の場合は、自分の行動を見直すことによって関係悪化を防ぐことができるでしょう。
恋人から盗んでいる
恋人からお金を盗んだ夢を見た場合には、恋人との関係が悪化して別れにつながることを予兆しています。
そのような夢を見た場合、お互いに何らかの不満を抱えている可能性があります。
そのため、話し合いの機会を設ける、自分の行動を振り返るなどの対策を練ることで、別れにつながることを未然に防ぐことができるでしょう。
他人の家に侵入している
お金を盗む夢を見た際は、どこに盗みに行ったのかが重要です。
他人の家に侵入してお金を盗んだ場合には、平凡な毎日を退屈に感じている可能性があります。
環境を変える、リフレッシュすることで現状を変える効果が期待できます。お金を盗む夢は基本的に良い夢ではありませんが、他人の家に侵入して喜んでいる場合は、何らかの結果を得られる可能性が。
反対に、罪悪感を感じている場合には大切なものを失う可能性があるので注意しましょう。
自分の家に侵入している
自分の家、つまり実家に侵入してお金を盗んでいる夢を見た場合、家族との関係が悪化する可能性があります。
もし、この夢を見たタイミングで家族と喧嘩している場合には、話し合いの機会を持って、仲直りをした方が良いと言えるでしょう。
まとめ
夢は、夢を見た人の現状や将来に起きることを予兆すると言われています。
そのため、見た夢の内容によっては、何を意味しているのか気になっている人も多いと思います。
お金を盗む夢は何かを失う可能性がある・欲望を抑えることができていないなど、基本的に悪い夢です。そのため、このような夢を見た場合には、今の自分の状況を振り返った方が良いと言えます。
しかし、お金を盗んだシチュエーションによっては良い夢の可能性もあります。
そのため、どのような夢の内容だったのか、シチュエーションまでしっかりと覚えておきましょう。