生活費の足しや老後に備えるためなど、様々な目的で投資に興味を持っている人は多いと思います。

しかし、投資と一口に言っても、多くの投資方法があるため、どの投資方法を選べば良いか分からず悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、投資するなら何がおすすめなのか、10個の投資方法を紹介します

投資するなら何がおすすめ?

投資するなら何がおすすめ?

結婚や出産、住宅の購入、子供の進学など、人生には数多くのライフイベントがあります。

ライフイベントの中には、ある程度のお金がかかるライフイベントも多いため、あらかじめ備えておくことが重要です。

しかし、備えると言っても、会社からの給料は簡単には増えるものではないため、少しでもお金を増やすために投資を考えている人は多いと思います。

投資には株式投資やFX、不動産投資などの多くの投資方法があるため、投資するなら何を選ぶべきか気になっている人も多いのではないでしょうか?

投資は大きなリターンが期待できる一方、大きなリスクを伴うものもあるため、あらかじめ各投資方法の特徴を理解した上で選ぶことが重要です

10個の投資方法を解説

10個の投資方法を解説

「投資するなら多くの人に選ばれている方法が良い」と考える人もいるかもしれませんが、多くの人に選ばれているからと言って、自分に合っているとは言えません。

自分に合う投資方法を選んだ方が無理せず長続きするため、まずはそれぞれの投資方法の違いを知ることが重要です。

今回は、以下の10個の投資方法を解説します。

  • 株式投資
  • FX
  • 個人向け国債
  • 社債
  • ソーシャルレンディング
  • 投資信託
  • 不動産投資
  • REIT
  • 仮想通貨投資
  • 金投資

それぞれの投資方法について詳しく解説します。

株式投資

株式投資とは、会社が発行して証券取引所に上場されている株式を売買することによって差益を得る投資方法です。

価格変動が大きいため、大きなリターンが期待できる一方で、会社の破綻や上場廃止などで価値が0円になる可能性もあるので注意が必要です。

また、取引時間が平日9時~15時までと限られているので日中働いているサラリーマンはリアルタイムで取引できません。

しかし、差益だけでなく、配当や株主優待も期待できるため、人気の高い投資方法と言えるでしょう。

FX

FXとは、国が発行している通貨を売買することによって差益を得る投資方法です。

変動の大きさはそこまで大きくありませんが、レバレッジを効かせることで変動が大きいことと同様の効果を得ることが可能です。

また、レバレッジを効かせれば取引に必要な資金を抑えることもできます。

例えば、1回の取引に100万円の資金が必要な場合、レバレッジ25倍で取引すれば4万円の資金で取引ができます。

言い換えると、4万円で100万の取引と同様の利益が期待できるということです。

しかし、予想が当たればいいものの、予想が外れると損失も大きくなるので注意が必要です。

FXは、他にもスワップポイントという金利差による利益を毎日受け取れる、土日を除いて24時間取引できるため、多くの投資家がFXに取り組んでいます。

個人向け国債

個人向け国債とは、国が発行している債券を所有することで利息を受け取る投資方法です。

国債は、従来は証券会社といった企業しか取得できませんでしたが、個人向け国債の登場で個人も取引できるようになりました。

個人向け国債は、利息は普通預金よりも利息は高いものの、他の資産運用と比べるとあまり得られる利益は多くありません。

しかし、国が破綻するということがない限り個人向け国債が元本割れすることはないため、少しでもリスクを抑えながら投資するなら、個人向け国債が良いと言えるでしょう。

社債

社債とは、会社が発行している債券を所有することで利息を受け取る投資方法です。

社債は基本的に証券会社を介して所有するため、証券会社の口座を開設しておく必要があります。

社債は、個人向け国債よりは利息が高いものの、国債と比べると破綻する可能性が高いため、リスクを伴うという点に注意が必要です。

また、まとまったお金が必要になるため、資金にある程度の余裕がある人には向いていると言えます。

リスクは多少負うものの、なるべくリスクを抑えながら少しでもお金を増やしたいという人が投資するなら、社債が良いと言えるでしょう。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングとは、お金を増やしたい人とお金を必要としている会社をマッチさせるサービスです。

お金を会社に貸した個人は、利息を受け取ることが可能です。

社債と仕組みは似ていますが、社債は発行されないため、貸金という立ち位置になります。

ソーシャルレンディングは社債と同様に、個人向け国債よりも利息が高いものの、破綻する可能性が高いため、リスクを伴うという点には注意が必要です。

しかし、社債よりは少額から投資できるため、運用資金が少ない人におすすめと言えます。

リスクは多少負うものの、リスクを抑えながら少額を投資したいという人が投資するなら、ソーシャルレンディングが良いと言えるでしょう。

投資信託

投資信託とは、自分で投資するのではなく、お金を資産運用のプロであるファンドに預けて代わりに運用してもらう投資方法です。

ただし、運用のプロと言っても必ず成功すると限られているわけではありません。

プロでも運用に失敗して損失を抱える可能性があるので注意が必要です。

自ら運用する必要はないため、投資の知識や経験がない人、投資を行う時間を確保できない人が投資するなら投資信託が良いと言えるでしょう。

不動産投資

不動産投資とは、マンションやアパートといった不動産を購入して貸し出すことによって家賃収入を得る投資方法です。

不動産投資を始めるには、ある程度の資金が必要ですが、金融機関の条件を満たしていれば融資を受けながら始めることが可能です。

安定した家賃収入が生活費の足しや老後の私的年金になるだけでなく、まとまったお金が必要な場合は売却して現金化できるのが大きな特徴と言えるでしょう。

REIT

REITとは、不動産投資を行う法人に出資して配当を受け取る投資方法です。

直接不動産を購入するわけではないため、少額から不動産投資を行えるのが特徴です。

しかし、不動産を購入するわけではないため、不動産という資産は手元に残りません。

また、金融機関から融資を受けることもできないという点に注意が必要です。

そのため、少額から不動産投資を行いたいという人が投資するなら、REITが良いと言えるでしょう。

仮想通貨投資

仮想通貨投資とは、インターネット上でのみ利用できる通貨を売買することで差益を得る投資方法です。

2018年に仮想通貨バブルが到来した際は、100倍以上になる通貨もあり、資産が1億円を突破した「億り人」が多数誕生しました。

しかし、2019年仮想通貨バブルが崩壊してから、以前ほど仮想通貨は注目されていません。

バブルが崩壊したとは言っても、再度バブルが到来する可能性があるため、確認しておけば再度大きな波に乗れる可能性があります。

少ない資金で一発逆転を狙いたいという人が投資するなら仮想通貨投資が良いと言えるでしょう。

金投資

金投資とは、金を購入して、価格が上がったタイミングで売却して差益を得る投資方法です。

金投資の特徴は現物資産への投資であるため、価値が0になる可能性がほとんどないのが大きな特徴です。

金は有限資産なので、地球に埋蔵されている金がなくなると、市場に出回っている金だけになります。

そのため、購入して所有しておけば、これから益々価値が上がる可能性が高いと言えます。

しかし、金は株式投資や不動産投資のように配当や家賃収入は得られません。

売却した際の差益しか受け取れないため、長期運用になるということを覚えておきましょう。

まとめ

まとめ

「投資するならどれがおすすめ?」と聞かれても、それぞれ特徴が大きく異なるため、その特徴をよく理解して自分に合う方法を選ぶことが重要です。

この記事では、代表的な10個の投資方法について記載しましたが、他にも投資方法は多数あります。

それぞれの方法をよく理解してから、投資を始めましょう。

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