株式投資やFXなどを自分自身で行っている人も多いと思います。
しかし、自分自身で資産運用を行う場合には、ある程度の知識や経験が必要になるほか、資産運用を行う時間を確保しなければなりません。
資産運用会社は、そのような人たちに代わって資産運用を行ってくれる会社です。
資産運用会社によって運用成績や特徴は異なるため、ランキングを把握しておくことが重要です。
そこで今回は、資産運用会社のランキングとそれぞれの特徴について解説します。
資産運用会社ランキング最新版!
人生には、結婚や出産、子供の進学、住宅の購入など、様々なライフイベントがあります。
それらのライフイベントにはある程度の支出を伴います。
そのため、少しでもライフイベントの支出に備えるために、資産運用を検討しているという人も多いのではないでしょうか?
資産運用と一口に言っても、株式投資やFXなど数多くの運用方法があります。
自分自身で資産運用を行う場合には、知識や経験、資産運用を行う時間を確保しなければなりません。
しかし、資産運用会社に資産運用を委託した場合には、知識や経験、資産運用を行う時間を確保できない場合でも効率良く資産を増やすことが期待できます。
資産運用会社に似た会社として証券会社が挙げられますが、両者は何が異なっているのでしょうか?
資産運用会社と証券会社の違いとは
資産運用会社とは、広い意味では投資信託やファンドなどのことです。
投資家から預かった資産を代わりに運用することで手数料収入を得ています。
一方、証券会社とは、投資家と資産運用会社の仲介を行う会社のことです。
資産運用会社は直接資産運用を行いますが、証券会社は直接資産運用には関わりません。資産運用会社は、結果を出してより多くの投資家から資金を集めることで手数料の収入を増やします。
証券会社は、資産運用会社への窓口となりますが、必ず投資家にとって有益な情報のみを提供するとは限りません。
資産運用会社との付き合いもあるため、投資家に適した商品より売りたい商品をすすめる可能性があるので注意が必要です。
そのため、より安定した利益を得るには、どの資産運用会社が良いのかをあらかじめ調べておくことが重要と言えるでしょう。
資産運用会社のランキングトップ5
資産運用会社によって、運用成績や特徴は大きく異なります。
単年度の運用成績だけを見て資産運用会社を選んでも、その年の運用成績がたまたま良かっただけで、翌年の運用成績が落ちているような資産運用会社では意味がありません。資産運用は、元本が保証されているわけではなく、元本割れが発生する可能性もあるため、資産運用会社をしっかりと選ぶことが安定した利益を得る上で必要不可欠と言えます。
資産運用会社の運用成績や特徴を踏まえた上でのランキングトップ5は以下の通りです。
- BMキャピタル
- エクシア合同会社
- ひふみ投信
- 鎌倉投信
- さわかみ投信
ランキングトップ5の資産運用会社の特徴を詳しく見ていきましょう。
BMキャピタル
BMキャピタルとは、外資系投資銀行の手法を取り入れているヘッジファンドです。
過去の平均年間利回り10%以上、マイナス運用の年は0回、直近4年間の資産価値は2倍以上という優れたパフォーマンスを達成しています。
BMキャピタルは、長期的な資産運用を行うにあたり、資産を守ることに注力しています。短期的な利益追求ではなく、不要なリスクを排除しつつ運用しているため、投資元本の高い安全性を確保することが可能です。
また、株式を選ぶ際は、株式の価値を把握して、価値が十分に割安と考えられる株式のみを投資対象とし、短期的な株価の乱高下に対して一喜一憂しないことも心掛けています。
スタッフは東大や京大などを卒業しており、元外資系投資銀行家の金融エリートを集めているため、安心して資産を任せられる資産運用会社と言えるでしょう。
エクシア合同会社
エクシア合同会社とは、エクシア・アセット・マネジメント株式会社の持ち分会社(ホールディングカンパニー)で、各種事業への投融資を行っている資産運用会社です。
資産運用会社には、配当が年1回という資産運用会社もありますが、エクシア合同会社では毎月配当を受け取ることができます。
また、月利平均3%(年利30%程度)という優れたパフォーマンスを達成できていることも魅力の1つです。
純総資産の2割を運用し、残りの8割はゴールドマンサックスやJPモルガンなどで手堅く運用することによってリスクヘッジも心掛けています。
資産運用会社の中でも、なかなか1年間の利回りが10%を超えてくる会社は少ないため、少しでも資産を増やしたい人にはおすすめの資産運用会社と言えるでしょう。
ひふみ投信
ひふみ投信とは、主に日本の成長企業に投資することで安定した資産運用を目指している資産運用会社です。
「守りながら増やす」ことを心掛けています。
企業業績の変化に着目しながら行う定量調査に、人の可能性に着目しながら行う定性調査の2つから安定した長期成長を目指せる優良企業を発掘しています。日本だけではなく世界の株式市場が投資対象で、業種や企業規模にとらわれずに変化する株式市場に応じて柔軟な運用を心掛けるなど、リスクヘッジもしっかり行っています。
これまで日本株中心でしたが、最近は海外の成長企業を発掘する金融商品も登場しており、これから益々期待される資産運用会社と言えるでしょう。
鎌倉投信
鎌倉投信とは、「結い2101」という投資信託を扱う資産運用会社です。
各資産運用会社には投資理念がありますが、鎌倉投信は3つの「わ」(和・話・輪)が投資理念です。
長期定期に安定した成長を続ける企業にはいい会社であることが条件として挙げられます。
いい会社とは、以下のような特徴を持つ会社です。
- 循環型社会を創造する会社
- 人材を活かせる会社
- 日本の匠な技術や感動的なサービスを提供する会社
これらのいい会社の条件を揃える会社は、社会とうまく調和しつつ共創経営・オンリーワン経営を目指せるため、長期的な安定した経営が期待できます。
長期的に安定した資産運用を望む人には、いい会社への投資に力を入れている鎌倉投信がおすすめと言えるでしょう。
さわかみ投信
さわかみ投信とは、「さまかみファンド」という投資信託を扱う資産運用会社です。
設立は1996年と歴史が古く、運用実績と経験が豊富な資産運用会社と言えます。資産運用に関するセミナーも積極的に開催しているため、投資を行いたいだけでなく資産運用の知識を身に付けたい投資家にもおすすめの資産運用会社です。
一般的に資産運用会社の最低投資金額は大きく、資産運用の資金が多くない人はなかなか始めにくいと言えます。
しかし、さわかみ投信は、最低1万円から積立投資ができるため、少額から運用したい人におすすめです。
まとめ
資産運用会社とは、投資家の資金を預かって代わりに運用してくれる会社のことです。
知識や経験、時間がなくても資産を増やせるというメリットがある一方、元本は保証されていません。運用成績が悪い資産運用会社を選ぶと、大切な資産を減らしてしまうため、資産運用会社の人気ランキングを確認する、特徴をよく理解してから資産運用会社を選びましょう。